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のぞみ会は変形性股関節症の患者会です。

電話でのお問い合わせはTEL.03-5272-0745

〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-33-13 千年ビル607号室

会報「のぞみ」のバックナンバー


   最新号120号                            

バックナンバーの主な内容

No. 119(2016・11・17)
               

     NPO法人のぞみ会30周年記念講演会  2016.6.19  於:戸山サンライズ

  「股関節症と向き合う〜保存療法から手術まで
                (運動療法も含めて)」  

     北里大学北里研究所病院 整形外科 総合スポーツ医学センター長 金子 博徳 先生
                   

 治療は医師が、リハビリは理学療法士と作業療法士が、という分担作業でなく同病院では「治療からリハビリまで」をチームで行っています。変形性股関節症の治療方法からリハビリを継続的に行うことの大切さまでを話していただきました。

 先生のご略歴については会報をご覧下さい。

 この要約では項目とキーワードを記載しました。

 1)変形性股関節症について

 2)保存療法
   ・痛みと可動域のコントロール
   ・運動療法と減量
   ・薬物療法:ロキソニンやセルコックス、ボルタレンなどの消炎鎮痛剤の他に
          トラムセット、トラマールなどの慢性疼痛に効く薬がある。
   ・サプリメントは効果があるか
   ・ロコモティブ症候群(運動器不安定症候群)

 3)手術療法
   ・股関節鏡の手術
   ・骨切り術(RAO、CPOという寛骨臼回転骨切り術)
   ・人工股関節置換術(THA)
      主な合併症:@出血、A感染、B脱臼、C神経損傷、D緩み、E血栓症
      MIS(最小侵襲手術)のアプローチ:
        @DAA(前方仰臥位)、AAL(前側方側臥位)、BALS(前側方仰臥位)

 4)人工股関節置換術前後のリハビリ:リハビリテーション科 新井先生のお話
   @当院のTHA前後のリハビリ、A手術前、手術後3ヵ月の身体機能の変化、
   Bどのようなリハビリをするか

 5)永久保存版「ロコモティブ症候群」予防のため:多数の写真と解説あり
  
 6)リハビリのまとめ:股関節を強くするためには!!
   @確認する(運動した後のからだの変化確認)、
   A感じる(どこの筋肉が伸びているか、どこの筋肉を使っているかを感じる)、
   B続ける、ことが大切です!

 7)本公演のまとめ

 8)講演後に8件の質疑応答があり、会報に一問一答形式で掲載されています。


体験記

  「5回の手術を受けて」    東京都 風間さん (68歳・女性)
  「生きがい・・・」 東京都 大西さん(本誌本号の表紙絵50代・女性)


毎日ムック「病院最前線2017」にのぞみ会が紹介されました。
 
 去る7月7日に「毎日ムック」編集部が来所されインタビューを受けました。
 本誌は既に販売されています。会員の皆様のお役に立てる内容だと思いますので、是非ご一読ください。


支部便り
 
 関西支部及び中部支部
 支部便りは会報をご覧下さい。会員には該当支部から事前にお知らせがあります。


御礼  
九州・山口支部長 深野さん

 たくさんの義援金(総額113,532円)有難うございました。
  〜 九州・山口支部会員からのお礼の手紙も併載 〜

         

                                 (文責SK)


 先生のご略歴については会報をご覧下さい。

 この要約では項目を中心に記載しました。詳しくは会報をご覧下さい。

 1)はじめに

 2)人工股関節置換術の合併症について
   @エコノミー症候群は予防法が進歩していますが、注意しなければいけません。
   Aまれに後方あるいは前方に脱臼する場合がありますが、特定の肢位で誘発されることが
    ありますので、主治医に注意しなければならない肢位を聞くと良いでしょう。

 3)人工股関節周囲の感染について
   @日本整形外科学会学術研究プロジェクト調査で、糖尿病を合併している場合、手術後の
    感染症の発症率が2.7%であったと報告がなされています。手術前に糖尿病の
    コントロールをしっかり行っておくことが重要です。
   A関節リウマチの薬を飲んでいるからとむやみに感染の心配をする必要はないと
    思います。

 4)症状と診断
    人工股関節全置換術後の術後感染症の発生は、一般的には、手術後から発生するまでの
   時期によって手術後3ヵ月以内の早期型、3〜24ヵ月の遅延型、24ヵ月以上の晩期型に
   分類されることが多いです。
   感染発生時期による症状と検査所見
   
  症状  検査所見 
早期  発熱、創部の発赤、腫脹、離解、痛み  赤沈の亢進、CRPの上昇、白血球の増加。浸出液の最近培養検査(陽性のことがある)
 遅延型 創部からの滲出の継続、創部の発赤、痩孔の形成、継続する痛み 赤沈の亢進、持続するCRPの上昇、浸出液あるいは関節液の細菌培養検査(陽性のことがある)、場合によって人工関節の緩みの出現 
 晩期 痩孔の形成、股関節周囲の持続する痛み 赤沈の亢進、持続するCRPの上昇、浸出液あるいは関節液の細菌培養検査(陽性のことがある)、場合によって人工関節の緩みの出現 

 5)治療
    一度、人工関節周囲に感染が起きると治癒までに相当の時間がかかります。

 6)整形外科医の感染予防に対する工夫
    手術を行う場合には手術室で最も清潔度の高いクリーンルームで手術を行い手術に
   着る服も、ヘルメットを頭から被り宇宙服にようなものを用いています。
    他にもさまざまな工夫で手術後の感染症が出現しないよう努力している。

 7)日常生活で注意点
   @栄養状態の低下は、免疫の低下に繋がりますので、日頃よりバランスのとれた食事を
    行う。
   A十分な睡眠
   B定期的に血液検査を行い、糖尿病などのチェックも必要だと思います。
   C歯の場合は人工股関節置換術を受けられた患者さん1万人あたり4〜7人の方が人工関節
    周囲での感染を起こす可能性があるという佐賀大学の報告があります。
   D爪周囲などの感染や肺炎、尿路感染症などの場合には早めに専門医を受診して抗生剤の
    投与を受ける
   E術後、股関節に痛みが急に出現した場合や、股関節や大腿部の痛みが継続する場合は
    主治医に相談する。

 8)最後に

          
NPO法人のぞみ会 第14回総会(2016年)

  日時 2016年6月19日(日)13時 
  場所 戸山サンライズ(東京都新宿区)
  出席者数:109名  書面表決者数:29名  委任状出席者:2615名 
  合計:2753名  (会員数 5528名)

  理事長の挨拶の後、理事会で互選された議長と副議長により各議案を審議し、いずれも
 原案通り可決決定しました。
 

体験記

  「良かった」こと   東京都 宮尾さん (60歳・女性)
  「もう、手術しかないな!」  東京都 K・Nさん(50代・女性)


地区便り
 ☆浜松地区交流会報告   静岡県 SKさん記

 ☆地区会・交流会だより 〜支部がない地域の活動情報〜  ◇あゆみの会◇
   活動を始めて17年になります。会員は20名です。浜松市で3〜4回交流会を
  開いています。とても楽しいおしゃべりの会です。

  日時:9月4日(日)13:00 〜 16:00
  場所:浜北文化センター  第3練習室(1階)
     浜松市浜北区貴布弥291-11  пF053−586-5151
  交通:遠州鉄道  浜北駅より徒歩7分
  駐車場:333台(無料)
  参加者:初参加の方のみ300円   *飲み物は各自ご用意ください。
  問い合わせ:本部 03−5272−0745


第39回および第40回理事会報告

30周年記念誌「専門医からのメッセージ」にたくさん応援の
お言葉をお寄せいただきました。
 
  会報では23のコメントを紹介。その他にも皆さんの励ましの言葉がありました。

            
たくさんのご寄付をありがとうございました。
 
  ・北海道えにわ病院理事長  増田 先生
    増田先生から、ご退任にあたり「股関節症40年に感謝して」との一文を添えて
   多額のご寄付を賜りました。

  ・「専門医からのメッセージ」よりのご寄付
    「専門医からのメッセージ」に添付した「ご寄付のお願い」に対しまして、突然の
   お願いにもかかわらずたくさんの方からのご寄付をいただきました。

    7月20日現在854名 3,189,020円 でした。皆様のご協力を得たことは大変心強く、
   「のぞみ会」の運営を続けていく上で大きな励みになります。


「障害者団体定期刊行物協会(障定協)」の総会に出席
 
   5月15日の障定協総会にのぞみ会から2名出席。障定協は障害者団体が発行する定期
  刊行物(のぞみ会の場合は会報「のぞみ」)の郵便料金第三種郵便物として、低料金で
  できるなど障害者団体の活動を支援しています。当日は障定協に加盟する団体のうち
  22団体が出席。事業報告並びに事業計画の後、厚生省担当者、日本障害者フォーラム、
  障定協による「障害者郵便問題協議」について報告がありました。以下略。 SMさん記


皆様からの原稿を募集します
 
  テーマ:「変形性股関節症と寒い季節の過ごし方」
  締切 :2016年9月30日(金)必着です。800字程度 メールでの受付もOKです。
  その他、詳しくは会報をご覧ください。

         

                                 (文責SK)


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No. 118(2016・8・25)

 寄稿 「人工股関節周囲の感染について」

             順天堂大学医学部付属練馬病院 整形外科 副院長 野沢雅彦 先生

 先生のご略歴については会報をご覧下さい。

 この要約では項目を中心に記載しました。詳しくは会報をご覧下さい。

 1)はじめに

 2)人工股関節置換術の合併症について
   @エコノミー症候群は予防法が進歩していますが、注意しなければいけません。
   Aまれに後方あるいは前方に脱臼する場合がありますが、特定の肢位で誘発されることが
    ありますので、主治医に注意しなければならない肢位を聞くと良いでしょう。

 3)人工股関節周囲の感染について
   @日本整形外科学会学術研究プロジェクト調査で、糖尿病を合併している場合、手術後の
    感染症の発症率が2.7%であったと報告がなされています。手術前に糖尿病の
    コントロールをしっかり行っておくことが重要です。
   A関節リウマチの薬を飲んでいるからとむやみに感染の心配をする必要はないと
    思います。

 4)症状と診断
    人工股関節全置換術後の術後感染症の発生は、一般的には、手術後から発生するまでの
   時期によって手術後3ヵ月以内の早期型、3〜24ヵ月の遅延型、24ヵ月以上の晩期型に
   分類されることが多いです。
   感染発生時期による症状と検査所見
   
  症状  検査所見 
早期  発熱、創部の発赤、腫脹、離解、痛み  赤沈の亢進、CRPの上昇、白血球の増加。浸出液の最近培養検査(陽性のことがある)
 遅延型 創部からの滲出の継続、創部の発赤、痩孔の形成、継続する痛み 赤沈の亢進、持続するCRPの上昇、浸出液あるいは関節液の細菌培養検査(陽性のことがある)、場合によって人工関節の緩みの出現 
 晩期 痩孔の形成、股関節周囲の持続する痛み 赤沈の亢進、持続するCRPの上昇、浸出液あるいは関節液の細菌培養検査(陽性のことがある)、場合によって人工関節の緩みの出現 

 5)治療
    一度、人工関節周囲に感染が起きると治癒までに相当の時間がかかります。

 6)整形外科医の感染予防に対する工夫
    手術を行う場合には手術室で最も清潔度の高いクリーンルームで手術を行い手術に
   着る服も、ヘルメットを頭から被り宇宙服にようなものを用いています。
    他にもさまざまな工夫で手術後の感染症が出現しないよう努力している。

 7)日常生活で注意点
   @栄養状態の低下は、免疫の低下に繋がりますので、日頃よりバランスのとれた食事を
    行う。
   A十分な睡眠
   B定期的に血液検査を行い、糖尿病などのチェックも必要だと思います。
   C歯の場合は人工股関節置換術を受けられた患者さん1万人あたり4〜7人の方が人工関節
    周囲での感染を起こす可能性があるという佐賀大学の報告があります。
   D爪周囲などの感染や肺炎、尿路感染症などの場合には早めに専門医を受診して抗生剤の
    投与を受ける
   E術後、股関節に痛みが急に出現した場合や、股関節や大腿部の痛みが継続する場合は
    主治医に相談する。

 8)最後に

          
NPO法人のぞみ会 第14回総会(2016年)

  日時 2016年6月19日(日)13時 
  場所 戸山サンライズ(東京都新宿区)
  出席者数:109名  書面表決者数:29名  委任状出席者:2615名 
  合計:2753名  (会員数 5528名)

  理事長の挨拶の後、理事会で互選された議長と副議長により各議案を審議し、いずれも
 原案通り可決決定しました。
 

体験記

  「良かった」こと   東京都 宮尾さん (60歳・女性)
  「もう、手術しかないな!」  東京都 K・Nさん(50代・女性)


地区便り
 ☆浜松地区交流会報告   静岡県 SKさん記

 ☆地区会・交流会だより 〜支部がない地域の活動情報〜  ◇あゆみの会◇
   活動を始めて17年になります。会員は20名です。浜松市で3〜4回交流会を
  開いています。とても楽しいおしゃべりの会です。

  日時:9月4日(日)13:00 〜 16:00
  場所:浜北文化センター  第3練習室(1階)
     浜松市浜北区貴布弥291-11  пF053−586-5151
  交通:遠州鉄道  浜北駅より徒歩7分
  駐車場:333台(無料)
  参加者:初参加の方のみ300円   *飲み物は各自ご用意ください。
  問い合わせ:本部 03−5272−0745


第39回および第40回理事会報告

30周年記念誌「専門医からのメッセージ」にたくさん応援の
お言葉をお寄せいただきました。
 
  会報では23のコメントを紹介。その他にも皆さんの励ましの言葉がありました。

            
たくさんのご寄付をありがとうございました。
 
  ・北海道えにわ病院理事長  増田 先生
    増田先生から、ご退任にあたり「股関節症40年に感謝して」との一文を添えて
   多額のご寄付を賜りました。

  ・「専門医からのメッセージ」よりのご寄付
    「専門医からのメッセージ」に添付した「ご寄付のお願い」に対しまして、突然の
   お願いにもかかわらずたくさんの方からのご寄付をいただきました。

    7月20日現在854名 3,189,020円 でした。皆様のご協力を得たことは大変心強く、
   「のぞみ会」の運営を続けていく上で大きな励みになります。


「障害者団体定期刊行物協会(障定協)」の総会に出席
 
   5月15日の障定協総会にのぞみ会から2名出席。障定協は障害者団体が発行する定期
  刊行物(のぞみ会の場合は会報「のぞみ」)の郵便料金第三種郵便物として、低料金で
  できるなど障害者団体の活動を支援しています。当日は障定協に加盟する団体のうち
  22団体が出席。事業報告並びに事業計画の後、厚生省担当者、日本障害者フォーラム、
  障定協による「障害者郵便問題協議」について報告がありました。以下略。 SMさん記


皆様からの原稿を募集します
 
  テーマ:「変形性股関節症と寒い季節の過ごし方」
  締切 :2016年9月30日(金)必着です。800字程度 メールでの受付もOKです。
  その他、詳しくは会報をご覧ください。

         

                                 (文責SK)


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No. 117(2016・4・1)

  特集 「電話による医療相談」 ぴっくあっぷ 

                               2015年5月 〜 12月
相談に答えてくださった先生方 (順不同)
坂本 優子 先生 (順天堂練馬病院)
金子 博徳 先生 (北里研究所病院)
山本 謙吾 先生 (東京医科大学病院) 
崔  賢民 先生 (横浜市立大学病院)
岸田 俊二 先生 (千葉大学附属病院)
武田 健太郎 先生 (さいたま市立病院)
辻 荘市 先生 (聖路加国際病院) 
1)    人工股関節の手術をしましたが、ステムの先に骨が巻きついていると言われました。 Fさん(72歳)
徳島県
2)   変形性股関節症で手術を予定していますが、大理石病をもっているので心配です。 Iさん(42歳)
神奈川県
3)   膝の裏に鉛がはりついたような重い違和感と足の裏のガサガサが気になります。 Iさん(78歳)
埼玉県
4)   骨髄炎を患ったことのある患者ですが、人工股関節置換術を受けた症例を知りたい。  Nさん(65歳)
千葉県 
5)   5年前に人工股関節の手術をしました。いまだに傷口と足に痛みがあります。(レントゲン写真を見ての回答です。) Oさん(70歳)
三重県 
6)   固定術を40年以上前にしました。最近膝が痛くなり、膝の手術と股関節の手術のどちらを先にした方がよいか悩んでいます。  Sさん(62歳)
千葉県 
7)   5年前に右脚の人工股関節置換術をしました。最近痛みが発生し、その痛みが取れません。  Tさん(64歳)
東京都 


電話医療相談の利用者集計

  2015年5月〜12月 都道府県別と年齢別に表記しました。会報をご覧ください。


2016年30周年 〜 30周年によせて 〜

☆「追憶」のぞみ会の30年  のぞみ会設立者 前理事長 吉田和子さん
☆タックシール 千葉支部 高橋さん
☆のぞみ会と出会って 中部支部 高橋さん
☆ともに歩んだ30年 理事長 高野さん
詳しくは会報をご覧ください。

のぞみ会30周年記念 「専門医からのメッセージ」
 39名の股関節専門医の先生方からご寄稿いただきました。5月初旬に会員の皆様にお届けします。どうぞお楽しみに!

2015年の会員数
         

                                 (文責SK)


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No. 116(2016・2・4)

  寄稿 下肢障害者は災害にどう対処すればよいか

                          東北福祉大学 教授 阿部 一彦 先生
             仙台ポリオの会会長、社会福祉法人仙台市障害者福祉協会会長ほか 

 先生のプロフィールは会報をご参照ください。
1. はじめに  約35年周期で発生している宮城県内では防災への関心が高く、障害者当事者団体も様々な取り組みを行ってきた。障害種別団体ごとに支援の必要性や災害時の対応について検討したり、シンポジウム等を通じて障害別のニーズを発信した。仙台市障害者福祉協会でも総合防災訓練に参加したり、災害時障害者専門ボランティアの育成・登録、関係者への防災意識の啓発に取り組んできた。これらの取り組みは東日本大震災で生かされたが、十分でなかったものもあった。そこで、今後の災害にどう対処したらよいのかについて、検討を深めたい。
2. 災害を意識した
  日頃の備え
 詳しくは会報をご覧ください。
3. 指定避難所・
  福祉避難所 
 詳しくは会報をご覧ください。
4. おわりに  災害時にどのような困難が予想さえるかについて、行政や地域の人々に発信するのは私達の役割である。災害時に、より安全で安心した生活を送るために、平常における暮らしやすいまちづくりが大切である。災害時の対応は平時の対応の延長である。誰もが暮らしやすい共生社会を作ることが重要である。障害がある私たちが必要な配慮を地域社会に発信することが重要なのだ。
 東日本大震災を契機に、人々に、絆、つながり支え合い、信頼関係の大切さが意識されている。これらを一時的なものにすることなく、日本の社会全体に定着させることが重要だ。加えて、今後の災害に対して、障害理解や障害者理解を図りながら、防災・減災に向けた意識啓発を発信していくことが重要である。そのとき、障害者差別解消法(2016年4月施行)等を私たちも十分に学び、活用する必要がある。同法は地域社会を変える強力なツールである。


募集原稿  災害のとき、わたしは・・・
  
 1)災害に遭って思うこと ・・・ 千葉県 C・I さん (50代)
 2)東日本大震災の日に ・・・・ 千葉県 井坂 さん (60代)
 3)東日本大震災の日 ・・・・・ 埼玉県 川崎 さん (60代)
 
 囲み記事  のぞみ会本部での「避難訓練」の様子の報告 (小黒 さん)
 

地区会・交流会だより 〜 支部のない地域の活動情報 〜

 「浜松地区交流会の」のお知らせ  詳しくは会報をご覧ください。


第38回理事会報告  2015年11月28日(土)開催

 主な決定事項
  1)第1号議案  支部本部連絡会について
  2)第2号議案  支部アンケートの結果から
  3)第3号議案  役員改選
  4)第4号議案  定款の変更

 報告事項
    30周年記念の「専門医からのメッセージ」の進捗状況

  詳しくは会報をご覧ください。


体験記  
  ・5年半後の再置換   兵庫県  柿本 さん(70歳)
  ・高齢で人工股関節の手術を受けて  東京都  中原 さん(81歳)

  詳しくは会報をご覧ください。


情報をお待ちしてます!  
  ・長野県  矢野 さん 
        「アレルギーと痛みについて」
          どなたか、どんなことでも教えてください。
  

お便りコーナー 
  ・東京都  M・Y さん (60代 女性)
  ・千葉県  有井 さん (67歳・女性) 「創造美術界」の初の女性代表
          「創造展」は6月11日より東京都美術館で開催予定。

                                 (文責SK)
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 No. 115(2015・11・12)

  医療講演会 変形性股関節症の治療
          ー 保存と手術について ー 

                             2015・6・21 於:戸山サンライズ
                東京都済生会中央病院 整形外科医 医長 矢吹 有里 先生

 先生のプロフィールは会報をご参照ください。
1. 変形性股関節症とは ・変形性股関節症の原因、股関節脱臼、変形性股関節症
2. 治療方法
 1) 保存療法





 2) 手術療法
  2.1) 骨きり
    (骨温存術)


  2.2) 人工股関節
      置換術

・筋力トレーニング
  特に重要な筋肉群の名称と位置、中殿筋が衰えるとトレン
 デレンブルク歩行、中殿筋の訓練、大腿四頭筋の訓練
・杖の使用
・薬物療法


・RAO(寛骨臼回転骨切り術)
・外反骨切り術
・内反骨切り術

・人工股関節の仕組み
・ゆるみ
 人工関節の最大の課題(原因と最新状況)
・脱臼
・感染
・血栓症
・人工股関節の生存率(耐用年数)
・金属アレルギー
3. 手術を受ける
     タイミング

・自分が納得して手術を受けたいと思ったとき
4. 治療法を選択する時
 皆さんに伝えたいこと
・QOL(生活の質)について意識する
・不安の原因を探る
・他人の意見やメディアの情報に惑わされない
・自分の意見をしっかり持つ
・自分の望み=理想的な結果・なりたい自分を知る
・人との縁(出会い)を信じる
・信頼関係を築く
・変化を恐れない

(質疑応答)
 11項目について質問応答がありました。本要約ではキーワードのみを下記に記します。
詳しくは会報をご覧ください。

 (キーワード)
   膠原病、アクアラ(MPCポリマー加工したポリエチレン)、早歩きと骨盤のゆがみ、
   骨盤底筋と尿漏れ、空港の検査場で、血栓とむくみ、ゆるみ、薬の使用、
   サプリメントの効果、金属アレルギーと湿疹、骨嚢胞(こつのうほう)の進行、
   扁平骨頭、骨棘、手術の時期、痛みと可動域


全会員アンケート結果(2015年2月実施)
  
 会員数5400名(2015年2月現在)のうち回答数986通(回答率18%)
 ・年代・性別・入会の動機・地域・手術経験・手術の種類、現在ののそみ会活動の、
 ・医療講演会・電話医療相談・交流会・「のぞみ」会報・その他のコーナーには
  意見を入れていただき、その結果をまとめました。

  詳しくは会報をご覧ください。


地区会・活動だより 〜 支部のない地域の活動情報

 東京都「世田谷区会」  詳しくは会報をご覧ください。


支部活動報告 ポールウォーキング  千葉支部長 中村さん

 全日本ノルディック・ウォーク連盟インストラクター、骨・関節症アドバイザー 坪井さんを
講師に迎えて映像や講演のあとで、ポールを持った準備運動と全体運動について、坪井さんの「メディカルポールウォーキング」の文章を引用しながら紹介しました。
                                    
                                 (文責SK)
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 No. 114(2015・8・21)

  寄稿 先天性股関節脱臼(発育性股関節形成不全)と
                  変形性股関節症 

              松戸市立病院リハビリテーション科 部長 
                         小児股関節医  品田 良之 先生

 先生のプロフィールは会報をご参照ください。
 この要約では、項目のみ記載します。詳しくは会報をご参照ください。
 
1. ー先天性股関節脱臼と変形性股関節症の関係について ー
 乳幼児期に脱臼と同様にこの『気づいていなかった臼蓋形成不全』に関しても発見できれば、多くの方を変形性股関節症から救える可能性がある。
 2. ー「先天性股関節脱臼から発育性股関節形成不全(DDH)へ」名称の変更について ー
 脱臼は必ずしも生まれる前から先天的に脱臼しているのではなく、生まれてから生じるケースが多くあることがわかった
3. ー脱臼・亜脱臼の治療ー
 早期に発見すること。整復するときに骨頭壊死を生じさせないように注意すること、また、その後に遺残する臼蓋形成不全に適切に対処することがポイントです。 
4. ー「気づいていなかった臼蓋形成不全」についてー
 脱臼や亜脱臼がない 『気づいていなかった臼蓋形成不全』が後の変形性股関節症の多くを占めています。
5. ー乳児股関節検診と予防ー
 6つのチェックポイントに対し、それぞれ点数を付けて、合計点数が2点以上の場合はX線を撮影するという選択的撮影方式(通称「松戸方式」)です。
その内訳は
 @クリックサイン:3点 A開排制限:2点 B家族歴:1点 
 C大腿皮溝の非対称:1点 D性(女児):1点 
 E分娩時胎位(骨盤位・横位):1点
抱き方は、向かい合わせで股を開いて抱っこをする「コアラ抱っこ」を推奨
 6. ー最後にー
 一度、生後3、4ヶ月時に、股関節のX線を撮っていただくことをお勧めします。それによって、脱臼や亜脱臼だけでなく、幼小児期に発見しづらい臼蓋形成不全が見つかる可能性があります。 


NPO法人のぞみ会 第13回総会 (2015年)
  日時 2015年6月21日(日)13時
  場所 戸山サンライズ(東京都新宿区)
  出席者数:152名  書面表決者数:47名  委任状出席数:2667名  
  合計:2866名 (会員数 5565名)
  
  理事長挨拶の後、理事会で互選された議長と副議長が選任され、議事の審議に入った。
 以上の内容に関しては会報をご覧ください。


支部本部連絡会報告
  2015年6月20日(土)14時から 於:戸山サンライズ
  討議内容、本部よりの説明、支部本部連絡会参加者名(本部委員14名を含め計43名)
 いずれも省略します。会報をご覧ください。


支部紹介   岡山支部   支部長 早津 聰子(ホームページの岡山支部に掲載)


体験記   
   4回目の人工股関節手術を終えて    宮城県 豊田さん (73歳)
   両側同時人工股関節置換術を終えて  東京都 小出さん (59歳)


第36回及び第37回理事会報告
   いずれも会報をご覧ください。


水治療法室の存続の声が届きました!  ラッコの会 柵木さん


「メダカの会」会員募集  (毎週火曜日)東京都国立市 宮崎さん


原稿募集します 「災害の時、わたしは・・・」
  ★実際に災害非難を経験されたお話
  ★非難ではないが、影響を受けたお話
  ★災害に備えてのアドバイス  
  ★それ以外の小さなエピソード
  字数 800字程度
  お名前、会員番号、連絡先の住所、電話番号、年齢を明記
  (会報ではペンネーム、イニシャルでの掲載も可能)
  原稿締切  2015年9月30日 (水)必着
  2016年2月発行の「のぞみ116号」に掲載予定         

                                 (文責SK)
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 No. 113(2015・4・2)

特集 「電話による医療相談」 ぴっくあっぷ 

                          2014年5月 〜 12月
相談に答えてくださった先生方 (順不同)
武田 健太郎 先生 (さいたま市立病院) 
松田 達男 先生 (JCHO東京新宿メディカルセンター
岸田 俊二 先生 (千葉大学附属病院) 
辻 荘市 先生 (聖路加国際病院) 
池 裕之 先生 (横浜市率大学附属病院)
金子 博徳 先生 (北里研究所病院) 
矢吹 有里 先生 (東京都済生会中央病院)
1)    人工股関節手術を受けるにあたって、両脚同時か片脚からがよいか迷っています。 Aさん(58歳)
東京都 
2)    小さいときに左脚自骨手術をしましたが、人工股関節にしたくありません。現在痛みは落ち着いています。 Hさん(54歳)
千葉県
3)   右脚人工股関節置換術をして、術後10年経ちますが、痛みで歩けない時があります。  Kさん(83歳)
東京都 
4)   右脚人工股関節置換術後の麻痺についてお伺いします。  Nさん(64歳)
神奈川県 
5)   人工股関節置換術後に金属アレルギーになりました。 Sさん(62歳)
三重県 
6)   人工股関節置換術後のあと神経麻痺が残りました。もう片方の脚の手術が心配です。  Yさん(57歳)
鹿児島県 


体験記 
 私の挑戦人生     千葉県 井坂さん (60代)
 再置換術の顛末記   東京都 富山蜃気楼さん (80代)

お便りコーナー 
 秋田県 伊藤さん(60代)

交流会の紹介 

◇「茨城県 情報交換会」
 2012年に開かれた「出張のぞみ亭 in 水戸」をきっかけに交流の輪が続いています。お近くにお住まいの方、一緒におしゃべりしませんか。
  ・活動内容: 情報交換会 年2回(8月と3月)
  ・問い合わせ: 本部事務所  03−5272−0745

◇「スキップ」
 のぞみ会の女性会員限定の会です。
40代が多く、東京、埼玉、千葉在住の方が主です。遠方の方もいらっしゃいます。メンバーの居住地が広範囲のため、会報を通じての交流がメインの会です。会えなくても同じような境遇の仲間がいることがお互いの支えになっています。
  ・活動内容: 会報 年2回発行、 親睦会 年1回
  ・会費  : 1,000円(のぞみ会会費とは別に必要です。)
  ・問い合わせ: 本部事務所  03−5272−0745

         

                                 (文責SK)
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No. 112(2015・2・5)

寄稿 「人工股関節再置換術について」 

              湘南鎌倉人工関節センター 整形外科 医長 齋藤 彰 先生

 年々進歩している人工股関節、耐久年数も以前のものと比べて延びていると聞いています。でも、人工股関節を入れている人たちや手術を受けようか迷っている若い世代の方にとって、再置換の問題は大きな関心事です。今回は齋藤彰先生に様々な症状での再置換について教えていただきました。

 先生のプロフィールは会報をご覧ください。
 先生の書かれた項目のみを記載します。
1. 人工股関節置換術の実際
(1)部品の交換のみの手術
(2)骨に挿入されているインプラント抜去を伴う手術(4枚のレントゲンあり) 
 2. 人工股関節置換術の術後 
3.  人工関節再置換手術の要因
(1)インプラントの問題
(2)初回手術の外科技術上の問題
(3)患者さん側の問題
4.  最後に


特集 「わたしが手術を決断するまで」 
 この要約では、お名前(年代)と本文の表題のみを揚げます。
1) 人工股関節置換術に踏み切ったきっかけ  東京都 山口さん (60代)
(前方進入法により術後4日目で退院)
2) 30代での人工股関節手術について    東京都 双葉さん (30代)
3) 手術へのきっかけ   北海道 佐藤さん (50代)
4) 両人工股関節置換術を決断するまで  東京都 溝呂木さん (60代)
 5) わたしが手術を決断するまで   群馬県 川瀬さん (40代)
6) 臼蓋棚形成術を選択して  東京都 TKさん(40代)
 7) 人工股関節置換術に踏み切ったきっかけ  和歌山県 大場さん (60代)
8) 私が手術を決断するまで  大阪府 金子さん (50代)
9) わたしが手術を決断するまで  東京都 原嶋さん (60代)
10) 固まった気持ちが溶ける時 東京都 YKさん(50代)


第35回理事会報告  2014年11月15日(土)開催

 主な決定事項
  1)第1号議案  30周年記念事業(2016年)について
  2)第2号議案  のぞみ会の今後のあり様について
 詳しくは会報をご覧ください。


第4回「出張のぞみ亭」報告  in 高崎市

 ・初めての出張のぞみ亭  渋川市  保科さん
 ・本部スタッフとして参加して    川崎さん
 ・参加者の声(アンケート)
  

第41回 日本股関節学会学術集会   市民公開講座の報告

 挨拶 杉山肇 先生 (神奈川リハビリテーション病院
             / 東京慈恵会医科大学 整形外科)
 司会 中村正則 先生 (昭和大学横浜北部病院)
    久木田隆 先生 (くきた整形外科クリニック)

 講師 高平尚伸 先生 (北里大学 医療衛生学部)
    宍戸孝明 先生 (東京医科大学 整形外科)
    青田恵郎 先生 (福島県立医科大学 整形外科)
    羽山哲生 先生 (東京慈恵会医科大学 整形外科)


会員の皆様へのアンケートのお願い  のぞみ会 理事長より


         


                                   (文責SK)


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No. 111(2014・11・13)

講演 人工股関節治療最前線 
   −手術手技と材料の進歩からみた手術適応−

                        2014年6月29日 於:戸山サンライズ
               船橋整形外科病院 人工関節センター長 老沼 和弘 先生


 股関節周囲の筋肉を切らずに人工股関節を設置する前方進入法(Direct Anterior Approach : DAA)の日本におけるパイオニア、老沼先生に最新の手術法やメリットについてパワーポイントを利用してわかりやすくお話ししていただきました。
先生のプロフィールと所属学会については会報をご覧ください。

1. 変形性股関節症とは 
・人工股関節の原因疾患 (日本人工関節登録調査より、2006−13)
2. 治療法 
3. 僕が骨切しない理由 
4. 人工股関節置換手術
・人工股関節は、大腿骨側に入れるステムと、骨頭と、カップと、ライナーの4っつの部品からできています。 
 5. 人工股関節の一般的な常識
・15年から20年の耐用年数、術後は運動制限
・輸血は必須、手術は大手術
・リハビリが大変、通常歩行まで最低数ヶ月
・両側同時なんてとんでもない
・入れ替えの手術(再手術)は初回より大変
6. 一般人の入手可能な知識の落とし穴
・40年もつということは40年経たないと言えないわけです。皆さんが得ている知識は相当前の知識だということです。 その点、口コミは非常に有用で、情報源として一番正しいのではないかと思います。
 7.  ポリエチレン(PE) の開発により延びた耐用年数
・摩耗しないPEの開発ー超高分子量PEを用いたクロスリンクPEー
・PE表面に着けた軟骨類似の膜を開発実用化(商品名アクアラ)
8. 患者さんの例(3名) 
9. 術後のスポーツ復帰
・当院のデータでは、体操、ウォーキング、水泳、ジョギング、ゴルフ、登山、ダンスなど、激しいスポーツはないのですが、術後4.4ヶ月くらいで8割の方が満足して、いい感じにスポーツ復帰しています。
10.  健康寿命 
11.  手術の際の輸血 
・当院での片側人工股関節置換術では、9割ぐらいは無輸血です。「この人は出血しそうだな」という患者さんのみ200〜400ml採っているだけです。
12.  股関節進入法とリハビリ・脱臼
・まとめますと、20世紀の主の股関節進入法は後方法と側方法です。後方法は、早期に荷重ができるが、色々な筋肉「短外旋筋群」を切除するため、術後の姿勢の制限が必要だと言われます。側方法は中臀筋をいったん切り離してからもう一度縫うので、あまりに早期に荷重しすぎると、中臀筋の縫合不全を起こしてしまう。その結果、術後の踏ん張りが利かなくなることが多い。側方法のいいところは、短外旋筋群を切らないので、世界的にも脱臼率が後方法よりも非常に少ないと言うデータは出ています。
・僕は、手術をなるべく侵襲を少なくし、患者さんの体への影響を少なくするためには、進入法自体を見直さなければいけないと思いました。
・2003年、2004年の頃ですが、その目で世界を眺めてみますと、筋肉と腱と骨をまったく切らないで人工関節を入れている、前方進入法というものがあったのです。
・僕が2004年にやった時には世界でも早い段階で始めたことは間違いないですね。2005年からは非常にたくさんの前方進入法の論文が出てきて、かなりメジャーになたのではないかと思います。
・フランスのジュデー先生という方が前方進入法をやっていまして、2004年に、僕はその先生の手術を見に行ったのが最初です。この人のおじいちゃんの代から前方進入法をやっていて、この先生は手術が非常に上手で、筋肉を分けるだけで人工関節が入ってしまった。「あれ?」という感じで見てきたことを覚えています。このことがきっかけで前方進入法を開始したということです。
・2004年の8月に、前方進入法で手術した患者さんは、手術時間89分で、非常に長くはかかっているのですが、術後2日で歩けるのです。10年前ですが、術後2日で歩くというのは革命的な手術方法だと、そん時思いました。
・最近の術後のスケジュールでは、当日は寝返りは自由で、5時間以降は飲み物を飲んでいい、翌日から歩く練習を開始、3日目にはシャワーOK、術後4日目に退院。両側例は6日目に退院する速さです。3週間以降はどのような恰好をしてもいいといってます。3ヶ月後にはスポーツに復帰してもいいことになっています。
・前方進入法では、筋肉を切らないことが非常に重要なポイントです。
13.   両側同時置換術
・前方進入法では両側同時ができるのではないかと10年間前に始めてみました。
・側方法や後方法は横を向いた手術なのです。横を向いた手術で両方やるためには、一度ドレープという布を全部はがして、もう一度消毒しなおして反対向きに体位を変える必要があり、結構大変なのです。ところが前方進入法では、手術時、仰臥位ですから仰臥位のまま両側できてしまいます。両側同時には、前方進入法は有利だと思います。
・両側同時手術のメリットは入院期間やリハビリ期間を短縮して、医療費も削減する。さらに社会復帰までの期間を大幅に短縮できる。片側例と比較すると、手術の合併症に有意差はありません。
14.  入れ替え(再置換)
・人工関節を入れた患者さんの多くは「擦り減ったら大変だ」と心配して歩数制限したり、好きな運動もあきらめたりとしているわけですね。私としては、擦り減ったら交換すればよいし、擦り減ることなんてあるのかなと思いますね。最初の手術が適切に行われた場合の再置換はレーシングカーのタイヤ交換の感じですね。「タイヤ、そろそろ交換しましょう」と言う感じなのです。
・「常識と考えている」ようなものは大抵の場合は若いころに身に着けた偏見のコレクションである」(アインシュタインの言葉)ということで、常識とは日々変わるものなのです。常識だからと行って正しいとは全く限りません。 
・2005年から仰臥位前方進入法の論文はたくさん出ています。筋肉への侵襲が非常に少ない、術後の痛みが少ない、出血量が少ない、しかも回復も早い。しかし、前方法にも欠点があります。習熟するのに時間がかかる。20例から40例、100例くらいやらないと習得できない。実績のある先生はあえてリスクを冒してまで進入法を変えないのです。
15.   前方進入法人工股関節による尿失禁改善効果
・当院では、手術前に3割くらいの人が「尿失禁がある」と答えて、その57%が改善したということでした。
16.   最後に「患者学」について、いい治療を受けるためには患者自身が学ばなければいけない、勉強し続けてください。「のぞみ会」を通じてどんどん勉強され医療サイドへプレッシャーをかけて頂ければ幸いです。

 <質疑応答>13項目の質問があり先生は丁寧に回答されていましたが、詳しくは会報をご覧
       ください。


医療講演会のアンケートの結果 
 住所、年齢、会員になった年数、手術の有無と手術の種類、講演内容、その他のご意見、「会報のぞみ」について、の結果が記載されえいますが、ここでは割愛します。会報をご覧ください。


お便りコーナー
・ディズニーランドを楽しむ   千葉県  粟田さん


                                   (文責SK)


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No. 110(2014・8・21)

寄稿 細胞シート再生医療技術が拓く革命治療の扉

                  東京女子医科大学 先端生命医科学研究所
                  客員教授チーフメディカルイノベーションオフィサー
                        江上 美芽 先生

 今、注目の再生医療について、皆さんはどんな知識をお持ちでしょうか?股関節症の治療に直接役立つようになるのでしょうか? 今回は江上先生に再生医療の現状について教えていただきました。
 先生の略歴と受賞については会報を参照願います。

 ここでは項目とテーマのみを示します。

 1.細胞と幹細胞:
    ・細胞はミクロな精密工場
    ・幹細胞とは?(幹細胞とは、多様な細胞になる能力を持ち、なおかつ自分自身を
            複製することが出来る細胞)幹細胞の種類など
 2.再生治療とは:
 3.細胞シート再生医療とその臨床応用:
    ・培養細胞を無傷で取り出す?
    ・始まっている細胞シート再生治療の臨床試験  
    ・口腔内粘膜細胞シートで見えない角膜上皮を治す
 4.軟骨細胞シート再生治療:
    ・細胞シートによる膝関節軟骨の再生治療
 5.再生医療の実用化に向けた国家体制:
    ・再生医療推進法公布と関連2法の成立(2014年11月までに施行)

 関連大学紹介
  東京女子医科大学(先端生命医科学研究所)
  東海大学医学部(細胞シート再生医療)
 
 のぞみ会理事長のコメント:
  一度破壊された軟骨は再生されないと聞いていましたが、文中にあるように膝関節の
 硝子軟骨が再生されたことを知り、驚きと感嘆の声が上がりました。(硝子軟骨は健常者と
 同じ重力に耐えられる)江上先生によれば「股関節は荷重も大きく、現段階では細胞
 シートの挿入などの困難もあるが、今後の研究課題である」とのこと。夢の再生医療が
 股関節症の患者にも適応できる日が来ることを願って注目していきたいと思います。 

NPO法人のぞみ会 第12回総会 (2014年)
  日時 2014年6月29日(日)13時
  場所 戸山サンライズ(東京都新宿区)
  出席者数:157名  書面表決者数:41名  委任状出席数:2821名  
  合計:3019名 (会員数 5812名)
  
  理事長挨拶の後、理事会で互選された議長と副議長が選任され、議事の審議に入った。
 以上の内容に関しては会報をご覧ください。

支部本部連絡会報告
  2014年6月28日(土)14時から 於:戸山サンライズ
  討議内容、本部よりの説明、支部本部連絡会参加者名(本部委員15名を含め計43名)
 いずれも省略します。会報をご覧ください。

支部紹介   千葉支部   支部長 中村光子
  皆さんお元気ですか。千葉支部は16番目に発足しました、早いもので8年目になります。
 千葉地区は5地区に分かれて活動しています。食事とおしゃべりやリハビリ、バス旅行、
 ウォーキング、お泊り会、DVD勉強会、動物園でバーベキュー、お花見などなど・・・・
 ユニークな活動大歓迎です。基本的な支部活動として、医療講演会やリハビリテーション
 講演と実施、また年2回の支部報「なの花」の発行、そして各地区をまわって開催して
 いる「なの花サロン」があります。これはなるべく多くの方に参加して欲しいことから
 始まりました。

  今年の医療講演会では先生に私たちの日頃からの疑問に答えていただきました。
 約1年かけて会員の皆さんから質問を集めました。日頃の診察では聞けないことや、最新の
 情報、こんなこと聞きづらいなぁーということを集めました。先生はひとつひとつ丁寧に
 答えてくださいました。9月発行の支部報「なの花」にまとめますので、どうぞお楽しみに。

  千葉支部では今年からホームページを始めました。きれいなお花がたくさん載っています。
 本部のホームページからも見られます。

  これからも小さな交流を大切に活動していこうと思っております。

  (付記)会報95号から続いてまいりました「支部紹介」は今回の千葉支部をもちまして、
      16支部を一巡し終了いたします。
 

第33回及び第34回理事会報告
  会報をご覧ください。

病院訪問記(34)

   松戸市立病院に水井さんを訪ねて
   国保 松戸市立病院: 千葉県松戸市上本郷4005番地
   交通: JR常磐線・地下鉄千代田線 北松戸駅下車 東口より徒歩10分
       新京成線 上本郷下車徒歩10分
       JR松戸駅東口より新京成バス(県立松高前行)

お便りコーナー
   ・歯にインプラント入れ、壊れた体に   長野県 矢野さん
   ・水治療法室の存続のために奔走しています  
                     ラッコの会(東京都世田谷区) 柵木さん

第4回 「出張のぞみ亭」
   開催日時: 2014年10月19日(日) 13:00 〜 16:30
   場所  : ニューサンピア高崎 3階集会室(浅間B)
   問い合わせ: 本部事務所
   
   群馬県内の会員の方には、8月下旬に案内の往復葉書をお送りします。
  また、会員外の方の参加もお待ちしております

  
                                   (文責SK)


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No. 109(2014・4・3)

電話による医療相談 ピックアップ 

 2013年4月 〜 2013年12月
 相談に答えてくださった先生方(50音順)
  阿部 功 先生 (千葉医療センター 
  伊藤 英也 先生 (日赤医療センター)
  金子 博徳 先生 (北里大学北里研究所病院)
  金 潤澤 先生 (埼玉医科大学病院 )
  小寺 正純 先生 (杏林大学病院)
  坂本 優子 先生 (順天堂大学練馬病院)
  藤田 貴也 先生 (東京医療センター 

 ここでは質問のみを紹介し、先生との一問一答については会報をご覧ください。
ピックアップ特集は担当の先生のご校閲、相談者のご了解を得て掲載しています。

1)   4歳の娘の手術を勧められました。心配です。
大阪府のSさん
(4歳の娘の相談)
2)  レントゲン写真では骨頭が丸いのに手術をすすめられて迷っています。   東京都のKさん
(55歳) 
3)   人工股関節置換術後にゆるみがでて痛みがあります。再置換手術をすすめられていますが、悩んでいます。  山形県のIさん
(55歳) 
4)  左脚変形性股関節症の末期です。両脚の脚長差をそろえることが出来ますか?また、人工股関節の耐用年数を教えて下さい。 奈良県のOさん
(57歳) 
5)  人工股関節置換術の手術を受けようと思っています。その際の骨移植についてお伺いします。 鹿児島県のMさん
(50歳)
6)  臼蓋側に空洞ができました。痛みがなければ、再置換手術はしなくてもよいのでしょうか。 静岡県のNさん
(74歳) 

支部紹介 北陸支部 支部長 田保 茂子

 2007年4月、福井、石川、富山の北陸3県が集う支部として発足しました。
初代支部長、荒井さんのネットワーク作りへの並々ならぬ熱意と、本部の支援により、15番目の支部として実を結びました。
 北陸各地に広がる会員がつながりを感じられる支部運営を心がけて、年間活動の支部報告会、交流会の開催場所を3県に分け、支部報の表紙は3県の景色の写真を用いてきました。運営委員も各県の方々にご協力を願い人数を多くしています。それぞれが地域、家庭での役割をもつ年代であり欠席しやすい(?)ように・・・のつもりでしたが、出席率は良好、元気な証拠とばかりに喜びあってお互いに知恵やら思いやらを出し合い何よりも楽しく柔軟に気張らずに続けていきたいと思っています。
 
 金沢兼六園近くの石川県社会福祉会館を運営委員会の定例会場としています。日時が合えば是非遊びにお立ち寄りください。お茶程度ですが、おもてなしの心で歓迎します。

 直近(2013年11月)の支部会員数は82名となっています。インターネットなどで医療情報を入手できる機会も多くなっているためか、報告会や交流会への参加者は減少気味です。どんな情報提供に集まりに参加意欲がわくのか、高齢化もさることながら日々の暮らしの中で決まった日時と場所への参加も難しいでしょうか。
そんな中もっと自由度の高い集まりが出来ないかと「ミニ交流会」を企画しました。簡単なルールを設けて気の合う会員の皆さまが思う時に好きな場所で集い、情報交換や親睦を深める機会をもうけ、新しい会員を迎えたり今後の活動のヒントを発見できたりしたらとの思いです。試行錯誤の段階ですが。

人工関節置換後の障害認定基準が変わります!

 これまで人工股関節及び人工骨頭置換術を受けた人は一律に「下肢障害者4級」と認定されました。術後のADL(日常生活動作)が大幅に改善され「日常生活が著しい制限を受ける程度であると認められるもの」
に必ずしも該当しないなどの理由により、2014年4月1日より肢体不自由の障害認定基準(会報をご覧ください)が見直されます。現在の投球で手帳を持っている人は、見直しはありません。

<見直し後の新基準の注意事項>
 ☆人工関節、人工骨頭の置換術を行った人が対象
 ☆置換術後の経過が安定した時点での機能障害の程度により認定
  (病状の経過などにより、それぞれの事例で判断可能な時期以降認定)
 ☆2014年4月1日以降の申請から見直し後の認定基準の対象
  (ただし、2014年3月31日までに診断書・意見書が作成され、6月30日までに申請があれ
  ば従前の基準で認定)
      参考

病院訪問記(33)  東京医療センターに大垣さんを訪ねて

  会報をご覧ください。

体験記  小さな三角形の隙間を希望に変えて  東京都 中野さん

東京都内で活動している地区会のご案内


 
支部の無い都県ということで、今回は東京都内の地区会をご紹介します。 詳しくは本部事務所にお問い合わせください。

地区 代表者 活動内容
世田谷 古牧 指導員付 水中運動1時間半/週1回
杉並 木村 指導員付 水中運動1時間半/月2回
江東 鳥海 リハビリ(床上、ビデオの運動)懇親等
足立 年3回の交流会
練馬 伊藤 練馬区を中心に年4回、食事会
大田    本部事務所にお問い合わせください 
 多摩南 下村  毎週火曜、指導員付、床ストレッチ等 

  
                                   (文責SK)


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No. 108(2014・2・4)

寄稿 亜脱臼性股関節症に対する股関節温存術の可能性
                   昭和大学医学部整形外科学講座 専任講師 助崎文雄先生
                  (先生のご略歴や所属学会については会報をご覧ください)
1 . はじめに
 THA(人工関節置換術)がトレンドとなりつつある現在、関節温存(自骨)手術の意義について述べる。
2. 変形性股関節症の自然経過と病態・病期  
  2.1 変形性股関節症の病態疫学 
 変形性股関節症は関節軟骨の摩耗と変性による関節破壊と反応性の骨増殖を特徴とする慢性の疾患であり、痛みや関節可動域の制限、脚長差により日常生活の動作に障害が生ずる。日本では二次性股関節症が圧倒的で、なかでも先天性股関節脱臼(発育性股関節脱臼)、臼蓋形成不全を基盤とするケース(亜脱臼股関節症)が大部分で、女性に多い。
2.2 自然経過と患者背景 
 亜脱臼股関節症は変形性股関節症に進展します。時期や進行の程度は体格や年齢・活動性によって異なる。股関節症の進行を防止するため関節温存手術を検討すべき時期といえるでしょう。股関節症の自然経過を把握することが大切であり、人生設計の中で治療時期を主治医と充分に検討する必要がある。
3. 亜脱臼性股関節症の病期と適応手術について 
3.1 関節症病期と適応手術
 前・初期股関節症では、進行防止を目的とする。進行期では、疼痛の軽減と関節機能の改善を目的とするが、時間節約を目的とする場合もある。温存手術が適応とならない場合はTHAとなる。しかし、末期では寛骨臼外縁に骨棘が形成され疼痛が軽減する例もあり、X線像のみでTHAを勧めるべきではないと思われる。初診時で専門医に受信し、正確な病態を把握できる環境も必要である。
3.2 股関節温存手術の年齢的適応
 30歳代前半までに骨切り術をすれば、術後20年までは安定した臨床経過が得られる。50歳代では骨切り術の効果は幾分落ちます。昭和大学病院では、前・初期関節症でTHAを拒む患者さん約10めいにRAOを適用して順調に経過するが、後療養にも長い期間を要するため積極的に適応すべきではない。
4. 亜脱臼性股関節症に行う股関節温存手術の方法
 亜脱臼股関節症の手術療法は関節温存手術とTHAに大別される。温存手術には、キアリ骨盤骨切り術、寛骨臼回転骨切り術(RAO)、寛骨臼移動術(TAO)などの骨盤骨切り術と、大腿骨側の大腿骨内反骨切り術、大腿骨外反骨切り術がある。
  4.1 股関節温存手術の臨床成績
 昭和大学病院における温存手術の適応目安(年齢と病期)を図示した。前・初期に適応したRAOでは20年で80%が病気の進行が抑えられる。進行期に適応した大腿骨外反骨切り術を併用したRAOで75%が進行を防止できた。大腿骨外反骨切り術にキアリ骨盤骨切り、ないしは臼蓋棚形成手術において84%で10年以上の経過にて進行を防止できた。進行を止められなかった症例は両側進行期以降の温存手術でした。各術式の代表症例についてそれぞれX線写真を示した。
5.  股関節温存手術後に行った人工股関節置換手術
 昭和大学病院では、約30例のRAO術後と、5例のキアリ+大腿骨外反骨切り術後のTHAは、初回THAの場合とほぼ遜色のない経過である。関節可動域が十分でない場合もある。温存手術後に関節症の進行をきたし拘縮による可動域が制限されるまえにTHAに踏み切ることも必要かもしれません。温存手術はTHAの時間節約手段としても有用な術式であるともいえます。
6. 股関節温存例の手術の問題点と雑感 
  6.1 入院期間の長期化
 温存手術の入院期間は75から100日であり今後の課題です。
6.2 継承者の育成
6.3 再生医療として 
7. おわりに

最後に高野理事長から「受診時に聞いてみましょう」とコメントあり。


支部紹介     大分支部  支部長 戸恵以子
 九州・山口支部の大分地区から2006年4月に設立しました。春に年間計画を立て、担当の運営委員を決め、皆で協力して支部運営をしています。最大のイベントは春の医療講演会です。毎年講師依頼が大変でしたが、最近は今年の先生に紹介していただく方法で講師を依頼することができとても助かったいます。広い視野で講演を依頼できるので講演のテーマの幅が広がります。広報活動として、市営プールや病院に医療講演会のチラシを貼らせていただいています。特に新聞掲載が効果的です。講演会後の「のぞみ会」の趣旨説明をきっかけとして入会された方も多数おられます。夏には会報を発行しています。ページ作りから印刷まで全て手作りで会報を楽しく作っています。発送を終えた後の心地よい達成感を味わっています。できるだけ会員さんが参加できる催事をと思い、秋には「健康教室」を2回開きました。理学療法士の先生方や看護師さんも快く引き受けてくださり、半数以上の会員参加があり好評でした。自分で日常出来る股関節との上手な寄り添い方や、トータルで健康体を維持する方法だと実感しました。毎年2月には食事会を通じて交流会をしています。今後の課題は比較的遠隔地に住んでおられる会員さんたちとの交流です。

 大分県は、別府温泉や七つ星列車も来る湯布院の町並みや雄大な久住連山を望む風光明媚なところです。「関あじ」、「関さば」はご存知でしょうか?全国の会員さん達との交流も楽しみにしています。どうぞ遊びにおいでください。ご案内しま〜す。

就職活動      埼玉県    YF さん (50代)

コカンセツテキセイカツ     タイミング2 (Y)   
   今回は左側をRAO+外反骨切り

病院訪問記(32)   
東京厚生年金病院に金田さんを訪ねて

第32回理事会報告  
2013年11月16日(土)  主な決定事項と報告事項を記載

平成25年度の会員数 (平成25年12月31日現在) (総数5,784名)

     


私のチャレンジ
  ◇同好会を立ち上げて     岡山県  野原さん (73歳)
  ◇整体院の先生に出会って   宮城県  横山さん (40代)
  ◇日舞で再び大変身      愛知県  大川さん (65歳)
  ◇ペーパードライバーを返上して   秋田県  竹内さん (63歳)
  ◇みっつのチャレンジ     島根県  渡部さん (60代)
  ◇資格試験にチャレンジ    千葉県  北内さん (75歳)
  ◇タイ・カービング  本場・タイへ留学   北海道  斎藤さん (49歳)
 
                              (文責 SK)
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No. 107(2013・11・7)

講演 最近の変形性股関節症と人工股関節の傾向
                     2013年6月22日 於)戸山サンライズ
             東京医科歯科大学医学部付属病院 整形外科 講師 神野哲也先生

 最近、多くの会員から両側同時人工股関節置換術に関しての相談があります。
神野先生から両側同時人工股関節置換術、最新の人工股関節の紹介、置換術後の心配事など、詳しく教えていただきました。

(概要)
 変形性股関節症の基本的なことと、最近のこと、特に人工関節については、変形性股関節症の手術の件数で一番多い方法ですので、その話をします。
 ここでは、講演の見出し語、キーワード、図を中心に記載しました。

1. 股関節のつくりと役割
図1. 股関節の構造 (関節軟骨、関節唇、滑膜、関節包)
図2. 透かして見た股関節

2. 変形性股関節症の原因

図3. 臼蓋形成不全 (正常股関節と比較したCE角)
図4. 変形性股関節症の進行 (前股関節症、進行期、末期) 
図5. 股関節症の軟骨と骨の変化
軟骨 (関節の隙間) の消失、骨の増殖 (骨棘) と骨破壊 「骨嚢胞)
図6. 変形性股関節症の大腿骨頭 (変形軟骨と骨棘)、大腿骨頭壊死
用語
1)FAI (大たい骨・寛骨臼・衝突の英単語の頭字語): 形成不全でなく形成が良すぎる場合で変形性股関節症になることがある。関節境手術が試みられるが、形成不全の股関節症には関節境手術は慎重にすべきもの

2)発育性股関節形成不全: 先天性股関節脱臼の代わりに最近では使用される
 昭和40年代に始まった予防運動で先天性股関節脱臼は減少しているが、日本人の赤ちゃんの脱臼は0.1 〜 0.3%でゼロでない。

3. 股関節症の治療

1) 保存療法 (温熱療法、運動療法、装具療法、薬物療法、貧乏ゆすり(ジグリング)は軟骨の栄養にも良いので動かすのはよい
杖は悪い側の反対側の手で使用する、荷物は悪い側の手に持つ
2) 手術療法 (一般的なのは人工関節時間術と骨切術)
図7. 寛骨臼回転骨切り術RAOの3次元術前計画モデル (先進医療)
人工関節置換術 (THA) は20世紀の医学発明の一つともいわれる良い方法で、わが国では骨切術が減ってTHAが増えて年間5万件になっているかもしれません。

4. 人工関節の術後合併症
 割合早期に問題になるのが、脱臼、感染、血栓塞栓症

図8. 脱臼
図9. 脱臼の原因: 術後の関節周囲組織が弱い (術後3ヶ月以内に脱臼が多い)
図10. 米国の教科書: 股関節を深く曲げない、足を組まない、交差させないとあるが、
これでは人工関節として不十分という考えが最近の傾向
人工関節置換術 (THA) は20世紀の医学発明の一つともいわれる良い方法で、わが国では骨切術が減ってTHAが増えて年間5万件になっているかもしれません。  血栓症、摩耗粉由来の緩み、今後の問題
図11. 人工関節周囲の骨量減少 (術直後と14年後の比較)
図12. MIS (最小侵襲手術) の国内での使用率
(後方が50.5%、側方35.0%、前方13.8%、その他0.7%)

5. これから???
 二重可動人工関節、モジュラー型、日本人工関節登録制度、患者さん立脚型の評価

 最後に、のぞみ会20周年記念誌「専門医からのメッセージ」に先生が寄稿された文章を引用され『股関節症という病気でなく股関節性というプラス思考の方が多い、専門医も股関節性かも知れません」と。

質疑応答
 講演終了後の質疑応答13件については会報に詳しく記載されています。会報をご覧ください。

医療講演会アンケートの結果    回答数 95名   回答率 38%
 解析結果 (性別、年齢、住まい、入会年数、症状、催しの評価) と感想の抜粋については、会報をご覧ください。

支部紹介    岡山支部   支部長 森脇久美子
 「晴れの国おかやま」 から岡山支部を紹介させていただきます。岡山支部は2006年4月に前支部長藤井典子さんを中心に発足しました。会員は県南の岡山市と倉敷市近郊に多いため、どうしても二市中心になりますが、県北や隣接県の会員の方々も参加してくださいます。
 年間行事は、臨機応変に行っていますが、医療講演会1回、会報発行2回、のぞみサロン 「おきゃ〜ま」(交流会)を数回、食事会を兼ねた親睦会を1回です。今年度は、4月に理学療法士の先生方による実施指導の医療講演会、6月にはのぞみサロンを行いました。10月に中島メディカルでの人工関節の見学会、11月には今話題の 「貧乏ゆすり」 の医療講演会、12月いサロン、来年1月には今年も好評だった新年会を予定しております。
 スタッフは9名と随時お手伝いいただける会員様により成り立っております。今後の課題は、会員 (現在87名) の減少傾向と高齢化です。本当は一番悩んでいらっしゃる若い方々に情報発信ができないものか、それと県北に地区会が作れないものかと模索しています。岡山は温暖で天災も少なく本当に住みやすいところです。近くに来られることがあれば寄ってみてください。瀬戸内の魚、果物など食べ物も美味しいですよ。

体験記     自骨手術から人工股関節へ   東京都  山本さん

茨城でも交流会を開きました    一戸さん

原稿を募集します!!    私のチャレンジ

2014年2月初旬発行予定の 「のぞみ108号」 に掲載予定
テーマ:  仕事、海外旅行、スポーツ、資格、恋愛、語学
字数:   800字ほど
お名前(掲載用ペンネームも可)、会員番号、連絡先の住所、電話番号、年齢
原稿締切: 2013年12月5日

宛先 郵送:のぞみ会事務所 〒169−0075 新宿区高田馬場1−33−13  千年ビル607号
    Eメール: no1zo2mi3@hotmail.co.jp

9月7日ののぞみ亭の報告    のぞみ会事務局
 
                                (文責 SK)
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 No. 106(2013・8・20)

寄稿「人工股関節置換術 退院後の生活の注意点」
             神戸大学大学院保健学研究科 准教授 上杉裕子先生
                    先生のご略歴は会報をご覧ください。

 人工股関節置換術(THA) 患者さんの退院後の生活について、取り組むようになって10年になり改めて看護師の立場から述べてみたい。この10年で環境は大きく変わったように思います。2003年には DPC(包括医療費支払い制度)が導入され、2008年からの医療費適正化計画により平均在院日数は短縮される傾向にあります。THA患者さんは短い入院期間で退院後の生活に不安を抱えたまま退院しなくてはならないこともあるかも知れません。本稿では改めて退院後の生活を考えてみたい。
 以下に述べる注意事項は、絶対大丈夫というものではないことを最初にお断りさせていただきます。
 この要約では項目のみ掲げますが、詳しくは会報をご覧下さい。なお本稿で掲載した図は、のぞみ会「ハンドブック改訂版」からも多く引用されています。
1. 脱臼 (本稿では最も多い後方からの手術について記載)
2. 寝返り
3. 衣服の着脱 (下着、靴下、ズボン)
4. 湯船の入り方、つかり方)
5. 洗い場での洗い方、座り方 (椅子の高さ)
6. 全荷重への恐怖
7. 幼児のお守り
8. 親の介護
9. 荷物は持っていいのか?
10. 長時間の調理
11. 駅のホームで待っている時
12. 階段の上り下り (上る時は術足を後に、下る時は術足を先に
13. 自転車の使用
14. 車の運転    
車の乗り降りについてはTHAを受けた患者へのアンケート調査も転載。
15. 性生活について
16. 最後に (先生は人生を謳歌されることを願っています。)

NPO法人のぞみ会 第11回総会 (2013年) 

日時: 2013年6月22日(土) 13時 
場所: 戸山サンライズ(東京都新宿区)
出席者数: 189名    書面表決者: 24名    委任状出席:3,029名
合計: 3,242名  (会員数: 6,128名) 

 理事長の挨拶の後、理事会で互選された議長と副議長が選任され議案の審議に入った。理事長挨拶および原案通りに可決決定した各議案についてはそれぞれ会報をご覧ください。
 「毎年繰越金が多すぎるのでは」というご指摘に対する理事長の回答がありますが、これについても会報をご覧ください。
なお、同時開催した医療講演会(内容と質疑応答)は会報107号に制裁する予定です。

支部本部連絡会報告 2013年6月21日(金) 14時から  於 戸山サンライズ
 16支部から各2名(1支部のみ3名)と本部委員17名の合計50名が出席し、東北支部長の司会により以下の内容について討議がありました。
 1) 会計基準の改訂ついて
 2) 会員減少と対策
 3) ホームページについて
 4) 10年後ののぞみ会
 5) 本部からの報告

支部紹介  四国支部  支部長 末光 真知子
 平成17年に11番目の支部として吉田元理事長のご支援を頂いてスタートしました。発足当時は四国支部といっても愛媛県が活動拠点でした。現在は各県に協力していただける役員が各県で活動していただいています。無理を言って役員を引き受けていただいた新役員には、感謝するとともに、支部活動に新しい風を入れていただければと期待しています。今年度は4月に香川県でリハビリ教室、5月に愛媛県で交流会、7月に愛媛県で医療講演会、9月に徳島県で医療講演会開催となっています。香川県では毎年1月に新年会を開催して会員同士の交流も盛んに行われています。

 昨年の交流会にご主人に車椅子を押してもらって参加された会員さんが今年は手術をされて自分で歩いて参加して頂きました。お元気にならえた姿に接して嬉しい限りでした。これからも皆様との出会いに感謝しながら少しでもお役にたてるよう役員一同頑張って活動していきたいと思います。皆様のご支援ご協力をお願い申し上げます。

新支部長になりました
 新支部長就任のご挨拶については、のぞみ会ホームページも合わせてごらんください。

 中部支部長  田中 恵子
 岡山支部長  森脇 久美子
 大分支部長  戸 恵以子
 北陸支部長  田保 茂子

第30理事会報告
 3月23日(土)に理事21名(書面表決者1名)と監事1名が出席し本部事務所で行われました。
4議案と報告事項が可決されました。

第31回理事会報告
 5月22日(水)に理事21名(書面表決者11名)と監事1名が出席し本部事務所で行われました。2議案が可決されました。

体験記    変身した私   東京都  荘埜さん

マイスタイル  ☆今が青春☆    
   フラダンスにはまっている千葉の島田さん (58歳)

バスで房総半島へ
東京都世田谷区水中リハビリ運動  かもめの会   田中さん

電話医療相談のCさん (固定術を受けられた)を探しています 
                         坂田さん

交流会     栃木で集まっています      金田さん
 このたび小山市で3地区合同の昼食会を計画しました。
 日時: 9月12日(木)11:30 から
 場所: レストラン 「ログガーデンヴェルデ」 山駅西口みつわ通り、徒歩3分

わたしたちスタイル 
 のぞみ会では「わたしたちスタイル」の記事を募集しています。支部の無い地域で集まって活動されている会員の方、本誌で発信してみませんか?

情報交換しませんか?   中国上海の宮路さん   会報にメールアドレスを掲載
 
                                (文責 SK)

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No. 105(2013・4・4) 

 特集 電話による医療相談 ピックアップ 
                         2012年4月 〜 2012年12月
 相談に答えてくださった先生方 (順不同)
松原正明先生 (日産厚生会
玉川病院)
仁平高太郎先生 (埼玉協同病院)
飯田哲先生 (松戸市立病院) 杉山肇先生 神奈川リハビリテー
 ション病院)
伊藤英也先生 (東京大学病院) 高柳聡先生 (湘南鎌倉人工関節
 センター総合病院)
前澤克彦先生 (順天堂大学医学部
 付属浦安病院)
 ここでは質問のみを紹介し、先生との一問一答については本誌をご覧ください。なお、電話相談の申込はトップページの電話医療相談の予定をご覧ください。
1) 人工股関節の術後の脚長差が気になります。   山形県のKさん (65歳)
2) 人工股関節置換手術をしました。痛みが続くのですが。  
                       山口県のMさん(63歳)
3)  最近臼蓋形成不全と診断されました。進行はしていません。10年後には人工股関節手術と言われました。今のうちに自骨の手術をするという選択はありますか?  
                       神奈川県のPさん (50歳)
4)  両脚同時に手術を勧められているのですが、自骨の手術歴もあり迷います。  
                       岐阜県のQさん (62歳)
5)  両側変形性股関節症です。人工股関節置換術で、セメントを使う場合とセメントレスの場合のメリットとデメリットを教えて下さい。  兵庫県のSさん  (62歳)
6)  オーダーメイドの人工股関節についてと、両足同時に人工股関節置換手術をしたほうがよいかどうか迷っています。          東京都のTさん (62歳)

<支部紹介>   広島支部  支部長  沖 由美子
  平成17年80名の会員で発足し、今年で8年になります。会員数は現在約180名で200名越えが支部の目標ともなっています。
 支部の拠点である広島市は瀬戸内海に面し、温暖な気候で住みやすいところです。ただ、広島県は東西に長く、拠点が県の西部にあるので、他の地方の会員の方には集まりにくい面があります。このため東部には福山地区会、南部には呉地区会があります。福山地区会はトレーニング、呉地区会は食事会など、独自な活動を行っています。
 支部活動の大きな柱は、他支部と同様、医療講演会・交流会・年2回の会報発行です。その他、心身障害者福祉センターでの筋肉のトレーニング・水中トレーニングも先生の指導のもと月2回行い、毎回20数名の参加者があり、大事な活動となっています。
 現在スタッフ10数名で役割分担をして支部活動の企画運営を行っています。なかでも、会報は記事作りから印刷・発送まで全て自分たちで行っているので、そのこともスタッフの結束に役立っているのかなと思っています。支部行事に参加できない方には情報や会の雰囲気が伝わるように作成しています。参加されたことのない会員の方、ぜひ参加してみませんか?楽しいですよ。

自骨手術から人工股関節へ  高野紀美理事長の体験記(要旨)
 右股関節は、約30年前にキアリ―と内反骨切りをしましたが、平成24年10月31日に人工股股関節にしました。術前に説明で、1)置換手術に問題はなく手術方式としてナビゲーションシステムを使用すること、2)一般的な後方挿入であること、3)自骨手術から人工にする場合、骨と筋肉の癒着をはがすのに時間がかかるため、手術時間は通常より2倍の3時間くらいかかる、とのことでした。ほぼ予定通りで手術が終わり病室に戻ると同時に麻酔も醒めました。以前の手術とは隔世の感があり、医学の進歩には改めて驚きと感謝です。術後3日目にベッド上でリハビリ開始。翌日から車椅子でリハビリ室へ(リハビリの詳細は要旨では割愛)。病院では正に別荘気分で過ごしました。今回の手術で、1)自骨手術後に痛みを我慢してあまり長期間置かないこと、2)関節周りが硬くなり可動域が狭くなり過ぎないうちに、3)年齢が高くなるほどリスクも高い、4)回復の速さは術前の筋力が大切、などがよく分かりました。
 さて、残る左側をどうするか … これが課題です。

体験記  両足人工股関節置換術を経て    千葉県  上原さん

水中リハビリ「あひるの会」
  東京都杉並区では変形性股関節症の仲間同士が集まって、リハビリ運動や情報交換をしています。新たに仲間を募集します。国立周辺の方も是非ご参加ください。詳しくは本誌をご覧ください。
 
                                (文責 SK)

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No. 104(2013・2・5)

寄稿 高齢者の人工股関節置換
    埼玉県総合リハビリテーションセンター センター長 高木 博史 先生
                 (先生のプロフィールについては会報をご覧ください)

 高齢になってからの手術は、体力や持病により不安が増してしまうものです。しかし、変形性股関節症の私たちは、高齢になってから人工股関節置換術や再置換の手術を考えておかなければなりません。そこで今回は高木博史先生に高齢者の人工股関節置換について執筆していただきました。

 ここでは内容を箇条書きに紹介します。
I 疫学的背景について
1) 日本人の変形性股関節症の多くは二次性で臼蓋形成不全がベースにある。
2) 欧米と比べて、一次性変形性股関節症の割合が少ないが、最近は日本でも一次性の割合が少しづつ増えている。
3) 解明が十分でないが、変形性股関節症は遺伝の影響が強く示唆される。
4) 先天性股関節脱臼整復後、40年以上経て人工股関節置換術を受けるに至った方が21%という報告があるので、治ったと言われても検診を受けた方がよい。
II 手術適応について(どういう状態になったら手術を検討するか)
  1) 手術の適応を決めるには疼痛の評価(整形外科学会の変形性股関節症スコアあり)が最も大切である。
  2) 変形性股関節症の方は、腰椎変形疾患を合併する場合も多いが、股関節内に局所麻酔剤を注入して、痛みの主たる原因を判断できる事もある。
  3) 麻痺があって歩行が出来ない方や、医師の指示を守れない方には手術は勧められない。
III 手術時期について
  1) 関節リウマチでは、若年者でも人工関節を行う場合も少なくない。
  2) 大腿骨頭壊死で関節破壊が高度な場合30、40代でも人工関節を選択する。
  3) 若年の変形性股関節症では骨切り術がまず検討するが、免荷期間が長く、除痛効果が不確実であるため、以前ほどは行われない傾向がある。人工関節では、疼痛は劇的に改善されるが、再置換の可能性は高くなる。
  4) 人工関節自体が改良され、手術手技も向上しているので、術後定期的に経過観察を行えば、初回手術年齢を多少下げてもいいかなと個人的には考える。
  5) 大きな合併症がなければ90歳になっても手術はできる。
  6) 今は翌日には離床する時代。痛みが強いなら主治医とよく相談する。
IV 合併症について
   人工関節置換術は予定手術なので、全身を可能な限りいい状態にして手術する。 
  1)高血圧、2)糖尿病、3)肝機能障害、4)高脂血症、5)心疾患、6)脳血管障害、7)喘息、慢性閉鎖性呼吸器疾患(COPD)、 8)喫煙、9)アルコール(最低2週間前に禁煙し、アルコールはビールでは330ml以下とする)
V 注意すべき服用薬
  1)アスピリン、2)ワーファリン、3)ステロイド、4)抗鬱剤
VI 術後のリハビリにおいて注意すべき点
  1) 術後の合併症は、血栓塞栓症、脱臼、感染、ゆるみが挙げられる。
  2) 股関節周囲筋の麻痺があると脱臼の危険性が高くなるので、筋力を落とさない。
VII 退院後に高齢者で行うリハビリの注意点 
   骨は荷重負荷がないと萎縮するので、転倒に気をつけて毎日歩行する(20分の散歩、1日に数千歩)。週に2、3回1時間を限度とした水中歩行もよい。 
VIII 長期保存後の手術の成果
IX 最後に 


支部紹介  埼玉支部 支部長  子島 恵美子
 1995年 「のぞみ会さいたま」 を立ち上げ、埼玉県障害者交流センターを拠点に地区交流会を開始。2003年には支部結成に向けて医療講演会を開催して160名の仲間が参加されました。2004年NPO法人のぞみ会埼玉支部として発足しました。会員数は454名、現在は386名です。支部の役員は、支部長を筆頭に、役員、地区委員、協力委員のメンバーで運営しています。年間行事は、医療講演会を年に1回行い、会報を2回発行し、地区交流会では鉄道沿線を4地区に分けて年に3〜4回行っています。医療情報はマスメディア等により得られますが、会員交流で知ることも多々あり、自分たちが楽しく活動できるように心がけています。

マイスタイル partU

1) 絵手紙と出会って           栗田さん (60代、千葉県)
2) リハビリに助けられて         近藤さん  (70代、新潟県) 
3) 感謝の日々               K・Uさん (50代、大阪府) 
4) 私はこのように股関節と向き合っています  井上さん (50代、東京都) 
5) 私の取り組み  石井さん (60代、東京都) 
6) 私の便利グッズ 菰田さん (40代、広島県) 
7) 踊るということ  Y・Sさん (50代、東京都) 
8) ノルディック・ウォークを楽しむ  CROW (60代、東京都) 


平成24年の会員数

   総会員数  6,090名 (12月31日現在)

 


第3回「出張のぞみ亭」報告 in水戸
  開催日  2012年10月20日(土)
  場 所  茨城県水戸市県民文化センター(県立近代美術館となり)
  参加者  34名 (県内から会員28名、非会員1名、本部事務局から5名)

  内 容
   理事長のあいさつに続き、開催にご尽力いただいた鈴木さんと一戸さんの体験をお話し
  していただきました。
  その後保存療法(8名)、自骨手術(5名)、人工関節置換(18名)の各グル―プに分かれて
  交流となりました。                                  
                                (文責 SK)
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No. 103(2012・11・13) 

講演 変形性股関節症との付き合い方
                        2012.6.16 於)戸山サンライズ

    順天堂大学医学部附属順天堂医院 整形外科 准教授 前澤 克彦 先生
                  (先生のプロフィールについては会報をご覧ください)

 股関節症の知識や情報は、近年沢山得られるようになりましたが、多すぎる情報で混乱したり誤解したりすることもあります。今回は股関節症を正しく理解するために「股関節症の基本」を中心に先生に講演していただきました。講演後には、事務所に寄せられた疑問や会場の質問に丁寧に答えていただきました。ここでは箇条書き的に記載します。
1. はじめに
 変形性股関節症では進行すると、股関節の軟骨がほとんど消失した状態となる。臼蓋(きゅうがい)とは大腿骨頭がはまる場所をいう。臼蓋形成不全があるとなぜ関節軟骨がまもうするか、なぜ痛いか。
2. 症状
3. 生活面で気をつけること
4. 主として寝ながらできる脚上げ体操
1) 股関節の外側の筋肉(中臀筋)を強くする運動
2) 太ももkの前面の筋肉(大腿四頭筋)を強くする運動
3) 股関節の前面の筋肉(腸腰筋)を強くする運動
4) お尻のまわりの筋肉を強くする運動
5) お尻の筋肉(大臀筋)を鍛える運動
   (新潟大学遠藤教授監修 患者さんの手引き 股関節症
   「より快適な生活へ」のイラストより)
5. 治療法の選択
6. どのようなタイミングで人工股関節手術(人工股関節置換術)を受けるのが良いか
7. 人工股関節手術を受けるメリット
8. 人工股関節手術にまつわる問題
1) 緩み  2) 脱臼  3) 脚長差  4) 静脈血栓塞栓症  
5) 細菌感染   6) 再手術
9. 術後のリハビリテーション
10. 術後の生活

講演会後の質疑応答
 ここでは質問のみを揚げます。

 (のぞみ会からの質問)

1. 股関節症が女性に多いのはなぜか。男女比は
2. 人工関節の手術件数は年間どのくらい?5万件を少し超えるくらいか。人工関節の成績が安定し、耐用年数も長くなり、今は50歳過ぎでも大丈夫という感じで、毎年増えている。自骨手術は入院日数が長いためもあって減っている。再置換の件数は1万件未満だが増えている。
3. 0歳から39歳までの患者は増えているか?
4. 手術前に筋力をつけろと言われるが、痛みがあるときはどうすればいいか、ストレッチは?
5. 静脈瘤があるが、手術への影響は?
6. 持病や他の疾患が股関節手術に与える影響は?
1) 糖尿病  2) 抗凝固剤  3) 免疫抑制剤  4) 歯の治療
7. 手術を控えている場合、インフルエンザの予防接種をいつすればよいか?
8. 骨棘(こつきょく)ができやすい人とできにくい人の違いは?
9. 骨の硬さによって、手術のやりやすさ、やりにくさが生ずるか?
10. 人工関節の術後に脚長差があるのはなぜか?

(会場からの質問)

1. 人工股関節を入れて、足の引きつれの原因と対策は?ツムラ68番は効くか?
2. 2年前に寛骨臼回転骨切り術、この半年で骨盤が傾き、運動療法で元に戻せるか?
3. 片側だけ変形性股関節症で脚長差が3センチくらいあるので、靴で調整しているが、とても歩きにくい。脚長差が何センチ以上なら靴で調整したほうがいいか?
4. 股関節症の方たちの手術の傷が、側面だったり、前の方だったり、傷の大きさもいろいろです。その違いが良く分かりません。
5. 大臀筋と中臀筋の鍛え方が紹介されましたが、どちらを鍛えるのがより合理的か?
6. 取り付け方法が骨髄に入れない人工関節とか、いろいろ開発があり海外では実用化されていると聞く。今後の人工股関節がどんな感じになるか?
7. 去年5月と6月に両脚を人工にした。1年経過しているのに、夕方には足にむくみが出たり、張ったりします。どんな運動、マッサージをすればよいか?
8. 貧乏ゆすりで軟骨が再生されるか?iPS細胞での関節研究の見通しは?
9. 人工股関節手術を25年くらい前にして、術後に自転車に乗れなくなりました。痛みが出たので再手術をしたら前よりひどくなった。3回目の手術をすると足がまっすぐになる可能性はあるか?
10. このまま温存でいいか、これから先、股関節症の状態が進むのかどうか?
11. 新聞の折り込み広告で買いたくなるような錠剤は多少の効果があるか?
12. 10年前に左足を骨切り手術をし、右に痛みが出たので人工股関節の手術を考えている。人工で本来の長さになるとするなら、片方も人工にした方がいいか?
13. 東大で共同開発したMPCポリマーについて、これを使用した耐用年数が長い人工股関節は昨年10月ごろより実用化されたが、どうか?
14. 人工股関節手術を受ける予定で、自宅でリハビリ中。膝の隙間が少なく、どの程度リハビリをやればよいか?

医療講演会アンケートの結果
 回答数 62名 (回答率34%、女性60名、男性2名)
 会報では、年代、住所、入会年数、症状、催しの評価に分けて、回答者を分類し、テーマの感想とその他感想を抜粋して記載していますが、ここでは割愛します。

支部紹介   山梨支部 副支部長  赤池 栄子

 山梨支部は2002年8月から2年の準備期間を経て、2004年4月に9番目の支部として発足しました。会員数は現在63名です。

 今年で6回目となる水中リハビリ講習会は、講師ご自身も股関節症と付き合いながら、筋力保持の指導をしていただいています。先生ご考案のポケットストレッチタオルを使い、椅子に座って筋力を鍛えます。家族でも気楽にでき、少しの時間で血流がよくなる効果を実感しています。スタッフが5名に増えたので、日帰りバス旅行だけでなく、一泊二日の旅行も計画中です。

 甲府と東京は特急で1時間半の距離にあり、県外で手術を受ける会員もいます。県全体で偏りのない交流を行い、日頃どんなことに悩み、山梨支部に何を望んでいるのか、会員の要望をかなえられるような活動を展開して、近くに支部があってよかったと思ってもらえるように尽力したい。

 全国の会員の皆さま、四季折々の景色を楽しみも多い山梨です。是非おいでください。富士山や南アルプスを眺めながら美味しい料理とワインをいただき、温泉ではゆっくり旅の疲れを癒してください。

原稿募集します!
 
 テーマ:  マイ・スタイル   〜 私はこんな風に股関節症と向き合っています 〜
 字 数:  800字ほど  掲載時はペンネームも可
 締 切:  2012年12月3日

ピアサポート研修
  講師 行實 志津子(ゆきざねしづこ) 先生
 
    文教学院大学人間学部准教授      助成  アステラス製薬(株)患者会

開催日:2012年9月12日  場所:のぞみ会事務所  対象者:本部委員 参加者:21名

内容  ピアとは、同じ目的・体験をもって集まった仲間のことです。ピアサポートとは、その仲間どうしの相互支援のことで、まさに患者会はピアサポートです。研修では障害や病気のマイナス要因にだけ注目せずに、その人の全体を見て、良いところを伸ばせるように配慮していくことが大切である。そのために一緒に立ち向かっていく仲間が必要であり患者会の重要性を再認識しました。話す側と聞く側に分かれてロールプレイもあり、聞く側の態度で話しやすさに大きな違いがあり、傾聴の大切さを学びました。

お便りコーナー  詳しくは会報をご覧ください。

   奈良県  辻本 さん   電話による医療相談を経験して
   Yさん  コカンセツテキセイカツ   手術を決心した顛末  タイミング

102号  お詫びと訂正のお願い
「第5号議案 その他」 は 「第6号議案 その他」 に訂正します。
「第5号議案」 は 「第5号議案 役員改選」 とします。
退任理事、再任理事、新任理事、退任監事、新任監事については会報をご覧ください。

                              (文責 SK)

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No. 102(2012・8・21) 

 平均寿命が延びて、人工股関節の需要は増加しています。長年、股関節症に携わってこられた藤田先生に最新の情報を教えていただきました。

人工股関節置換術の新しい流れ
(独)国立病院機構 東京医療センター整形外科  藤田 貴也 先生
                    (先生のプロフィールについては会報をご覧下さい)

人工股関節全置換術の最近の話題について説明されていますが、ここでは項目のみを中心に記載しました。
1.
人工関節の初期
固定性を高める
日本で8割がセメントを使用しないタイプであり、表面コーティングしたものが開発されている。
2.
脱臼を防ぐ 1) 手術手法の工夫
2) 大径骨頭の使用 
3.
人工関節の長期
耐久性への挑戦
1) ポリエチレンの摩耗を少なくする。
  a. クロスリンク技術
  b. ビタミンE含有ポリエチレン
  c. MPCコート技術 
    (平成23年に臨床使用可能となった。)
2) ポリエチレンを摺動面の素材に使用しない
  a. メタルオンメタル(金属摩耗粉の生体反応のため使用
             頻度は少なく なった。)  
  b. セラミックオンセラミック(日本でももうすぐ使用
                 できるでしょう。)
4. 両側同時に人工股関節置換術   


NPO法人のぞみ会 第10回総会(2012年)

日時: 2012年6月16日(土) 13時
 場所: 戸山サンライズ (東京都新宿区)
 出席者数: 140名  委任状出席 3,169名  合計: 3,309名  (会員数: 6,440名)

 理事長の挨拶の後、理事会で互選された議長と副議長が選任され、議案の審議に入った。
審議
   第1号議案  2011年度事業報告
   第2号議案  2011年度収支決算及び会計監査報告
   第3号議案  2012年度事業計画(案j)
   第4号議案  2012年度収支予算(案)
   第5号議案  役員改選
   第6号議案  その他
 以上の各議案について原案通り可決決定した。詳細は会報をご覧ください。

支部本部連絡会報告 2012年6月15日 (金) 14時  於 戸山サンライズ
 九州・山口支部長の司会進行で支部活動のあり方や運営について意見交換がありました。15支部から各2名づつと本部委員22名の合計52名

<討議内容>
  1. 講師の先生について
  2. 支部の運営委員会について
  3. これからの支部活動について
  4. 会員の意識の変化
  5. 本部からの連絡事項、夜の部の支部のみで交流会を開催。詳細は会報をご覧ください。

新支部長になりました 広島支部長  沖 由美子    山梨支部長  小林 知子

支部紹介   北海道支部  支部長  神田 園子

 北海道支部は2001年に8番目の支部として発足しました。発足当初の会員数は96名、現在330名です。北海道支部の特色はなんといっても広大な面積を抱えていることです。日本の22%、九州の2倍、東北6県の1.5倍です。北海道の人口は550万人ですが、190万人が札幌に一極集中です。

 函館・旭川・小樽・オホーツク・帯広の5つの地区会があり、支部同様の活動を行い、道の会員を支えています。札幌での講演はビデオ撮影して各地区会でビデオ学習を開催しています。

 昨年は10周年を迎え、講演会には理事長にも来道していただき、ミニコンサート、食事会と楽しいひと時を過ごしました。夏に靴の講演会を、秋には富良野へ一泊旅行をして大いに盛り上がりました。また「のぞみサロン」と称した交流会も折々に開催しています。

 地区会も;きめ細やかに交流会を開催し、ヨガ講習やヘルシー料理講習など、趣向をこらした企画をしています。
そして支部会報はそんな仲間を繋ぐ大事なツールです。10年の結晶として記念冊子「専門医からのメッセージ北海道版)を支部会員にお届けすることが出来ました。

シリーズ 病院訪問記 (31)   千葉医療センターに北内さんを訪ねて

 東京の練馬から千葉市のご子息宅の隣家に引越された北内さん(74歳)は、16年前に左足を人工にされ、今回、右足も人工にされました。術後約一ケ月経過で時々杖なしで歩けるまでに回復されていました。 
    (独)国立病院機構千葉医療センター  
    〒260−8606 千葉市中央区椿森4−1−2  пF 043−251−5311  
    番号を間違えてご迷惑をおかけいたしました。訂正してお詫びいたします。

    JR千葉駅(または京成)からバス10分またはタクシーで5分

本の紹介
 
別冊NHK今日の健康 「股関節の痛み」 〜変形性股関節症の治療がよくわかる〜 
            (総監修) 杉山 肇 先生
 「ためしてガッテン』で紹介された貧乏ゆすり(ジグリング)の運動療法も載っています。

体験記      電動アシスト付き車いす体験 (FYさん)

 北海道旅行に夫とともに出かけ旭山動物園で、無料貸し出しを利用した時の話。

第3回 「出張のぞみ亭」 in 茨城県水戸市

 開催日時: 2012年10月20日 (土)
 場所:茨城県県民文化センター 集会室3、4号室  水戸市千波町東久保697  
    пF 029−241−1166
 問い合わせ: 本部事務所  пF 03−5272−0745  FAX: 03−5272−2848

 茨城県内の会員の方にはご案内の往復はがきを8月下旬にお送りします。県外の方、非会員の方のご参加も歓迎します。

第27回、第28回理事会報告

交流会を開きました 
  東京都葛飾区  鈴木さんのご報告

 「交流会の呼びかけ」を会報で行い、14人の方とランチをとりながら和気あいあいと過ごし、最高に幸せな一日となりました。次回の約束や会の名前を決めましょうとの話もありました。今も電話があり、輪が少しづつ多くくなりそうです。

お便りコーナー

和歌山県 松井さん  父から新聞記事で「のぞみ会」の存在を教えてもらったことなど。
神奈川県 伊藤さん  「のぞみ会」の発足当初の思い出など。
左足の手術を決心されて入院中のYさん   コカンセツテキセイカツ  歩行<

                              (文責 SK)

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No. 101(2012・4・3) 

 のぞみ会の活動のひとつ『専門医による電話医療相談」は今年で16年目になります。この特集では先生及び相談された方のご了解のもと会報にピックアップとして掲載しました。

特集  電話による医療相談 ぴっくあっぷ  2011年4月 〜2011年12月

相談に答えてくださった先生方(五十音順)     
池之上 純男 先生    船橋医療センター 
小寺 正純 先生 杏林大学病院
助崎 文雄 先生  昭和大学病院 
高平 尚伸 先生  北里大学病院 
辻 耕二 先生 湘南鎌倉人工関節センター  
藤田 貴也 先生   慶応義塾大学病院 
松田 達夫 先生  東京厚生年金病院 


ここでは相談内容の概要のみを記載し、先生との一問一答は会報をご覧下さい。

1)Aさん(48歳)から中学2年生(13歳)の息子さんについて

 左足の先天性股関節脱臼のため、生後、装具での治療を行い、1歳2ヶ月で手術を受けました。小学高学年ころから左足の歩き方が気になり、中学1年の2010年には臼蓋形成不全と診断され、手術の時期で迷っています。なお相談された母親は左足の人工股関節手術を受けています。


2)Bさん(53歳) 日によって右も左も痛く、この1年でかなり痛み増しました。

 乳児の時に股関節脱臼のため行足ギプスで治療し、10歳の時に右足だけ手術をしました。人工股関節手術のタイミングで迷っています。


3)Cさん(48歳) 人工股関節手術をすれば股関節以外の痛みもよくなりますか?

 股関節は左足が末期、右足が進行期です。右膝の半月板が常に腫れていて、内側に変形しています。足首も骨化性筋炎と言われ、やはり腫れていますので、今は少しの距離を歩くのも大変です。1年前に病院で「膝が相当に悪いので左を人工にしても生活の質は変わらないだろう」と言われ悩んでいます。


4)Eさん(59歳) 人工股関節の材質と術後の感染症、家庭用電気治療器について。

5)Fさん(64歳) 人工股関節手術後の腓骨神経麻痺の原因や対策について。

 2009年4月23日に片側の人工股関節の手術を受けました。翌日、腓骨神経麻痺(MMT2)が出ました。その次の日に病院より「原因は不明だが、手術で足は1p伸ばした程度なので、神経は傷つけていない。3ヶ月〜3年ほどかかるが、知覚障害や痛みがないので、回復するだろう」という説明がありましたが、現在も回復していません。


6)Gさん(74歳) 長年、喘息を患っています。股関節の症状が急変しましたが。

 2011年4月に変形性股関節症の末期と診断され、10月にはレントゲンで骨頭が三日月に欠けていました。2ヶ月余りで骨頭が欠けたので、手術をすすめられました。週2回リハビリに通っています。


7)Hさん(58歳) 金属アレルギーがあり、2011年4月には再置換手術をしました。経過が思わしくありません。

8)Iさん(55歳) 2011年に左脚を人工股関節にして調子はよいですが、左脚の足首と未手術の右脚の股関節と膝が痛くなりました。どうしたらいいでしょうか?

支部紹介   九州・山口支部  支部長  深野百合子
 九州・山口支部は平成10年に発足し、今年で、14年になります。その後、大分支部ができ、現在7県(8地区)と広い地域で530名の会員がいます。股関節に関する医療情報を得ること、少しでも筋力をつけたい、会員相互の交流を深めたいなどの強い要望があります。交通事情が悪いところが多いので各県(各地区)での交流が望まれています。このような事情を考慮して活動をしています。発足以来の年間行事としては、専門医による医療講演会(併せて体験発表や交流会)、リハビリ講習会、一泊旅行、各地区での交流会、支部と地区委員が話し合う合同運営委員会、年2回の会報発行など続けてまいりました。

 最近は筋トレの重要性が浸透し、リハビリ講習会への参加は、講演会よりも多く、会場が狭くて困るほどです。特に、発足と同時期に福岡市障がい者スポーツセンターの安西先生の指導のもと、サークル活動を開始しました。現在100名以上が登録し、50名ほどが集まってトレーニングに励み、専用CDでのストレッチ・筋トレと股関節の動きをよくする水中運動を続けています。(現在福岡で2ヶ所、熊本では水中運動を月1回開催)

 昨年6月に西日本新聞に掲載して頂き、問い合わせが殺到しました(新聞記事はのぞみ会ホームページ参照)。今後、このようなサークルが支部全体に広まっていくことを期待しています。自分の地区でも筋トレのサークルを作りたいと思われる方はご連絡ください。一緒に筋トレの絆を作りましょう!

体験記   深部血栓症を乗り越えて     秋田県 工藤さん(55歳)

お便りコーナー   「のぞみ会」に初めて参加して   秋田県 佐藤さん

                              (文責 SK)
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No. 100(2012・2・6) 

「のぞみ100号」記念特集

小児から成長過程を経て成人するまでの股関節疾患
 
 
北里大学 医療衛生学部リハビリテーション学科 理学療法学専攻 教授 高平尚伸 先生

 「小児検診で股関節脱臼とは診断されず、その後の成長過程で痛みなどにより臼蓋形成不全と分かる場合があります。小児股関節疾患の知識がないため、医療機関を受診するいいタイミングや、関節温存手術のできる時期を逃してしまい現在悩んでいる会員からの意見が多く届きます」との声がありました。今まで取り上げたことのない小児股関節疾患について、最新の情報に基づいて、高平先生にやさしく執筆していただきました。ここでは具体的な八つの質問のみを記載し、先生の丁寧な答えについては会報をご覧ください。先生のご略歴も会報をご覧ください。
1.  自分が股関節症の場合、わが子や孫の股関節疾患を心配しての専門医療期間の受診は、乳児から成人するまでの何時が適切な時期でしょうか?年齢はどうでしょうか? 
2.  股関節疾患やその疑いありと診断された場合の治療法、日常生活の注意点などは?
3.  乳幼児期に股関節脱臼だった人と大人になって臼蓋形成不全とわかった人とは骨の強度は違うのでしょうか?
4.  親族が股関節症の場合、いつ頃からのX線検査を受ければよいでしょうか?そのときの放射線のリスクは?
5.   乳幼児期に脱臼、亜脱臼していた子が臼蓋形成不全になる確率のデータはありますか?
6.  幼少期の臼蓋形成不全が確認された場合、成人までに年齢に応じてどんな対処法があるでしょうか?
7.   幼少期の臼蓋形成不全が確認された場合、学童期から10代にかけて、運動療法や食事によって臼蓋が正常にあるいは正常に近づく可能性はありますか? 
8.   幼少期の臼蓋形成不全が確認された場合、やらせていけない動作は?


「のぞみ100号」記念座談会

 会報100号発行を記念して、会の設立から運営に携わった方々に集まっていただきました。
 出席者(五十音順)
   金岡さん(神奈川支部長、理事)、篠原さん(前事務局委員、前理事)、高野さん(理事長)、
   中原さん(事務局委員、理事)、子島さん(埼玉支部長、理事)、
   吉田さん(のぞみ会設立者、前理事長)、大神さん(事務局委員、理事、座談会司会者)

 座談会の内容として、1)座談会の意義、2)「のぞみ会」の設立と歩み、3)事務所を「丸おビル」から「千年ビル」へ、4)「のぞみ会」に求めること、5)患者会としての今後は、についてそれぞれ話し合われましたが、詳しくは会報をご覧ください。

寄稿 「のぞみ会」 と 私   北陸支部 小林さん
 のぞみ会に入ったきっかけ、委員としての活動期間、NPO法人化、その他、について

平成23年の会員数   12月31日現在 6,399名
  年代別に棒グラフに図示 (60代が最も多く2,638名、20代7名、90代6名)

支部紹介  新潟支部  支部長 佐藤恵美子
 新潟県は、北は村上市から南は糸魚川市まで約300kmの距離があります。やや北寄りに位置する新潟市が活動の中心ですが、「のぞみ会」に入会してよかったと思える活動をやっていくにはどうしたらよいか?と考えながら運営しています。「会報」から情報を得るだけでなく、会員同士がじかに集い交流し学びあうことも大事です。年間の大きな行事は、講演会、交流会、年2回の会報発行です。
 今年は会員外の参加者が多く、これからも「のぞみ会」を知らせていくと同時に、人工を受けた方が増えているため術後のリハビリを取り上げていく必要があると思います。
 会報は原稿集めから発送まで全て委員の手によるものです。伝えたい思いがひとりでも多くの方に届くように発信していきたい。今の問題点は、交流会の際、運転される方は無料駐車場がある所を、遠方の方は駅に近い会場を、との希望かなえる施設がないことです。「無理せず、頑張りすぎず」の今までの新潟流をこれからも貫いて。
 

第2回 出張 「のぞみ亭」 報告 in 静岡 (10月22日開催)
概要
 のぞみ会の活動の中で会員から最も要望が多いのは交流会の開催です。支部のない地域の会員同士の交流や親睦のきっかけ作りを目的に、事務局の活動として 「出張のぞみ亭」 を昨年より実施しています。今年は静岡県富士市の公共施設 「フィランセ」 に会員数19名、非会員18名の計37名の参加者がありました。
 高野理事長の挨拶に続き、会員の池野さんの体験発表の後、未手術、関節温存術(自骨)、人工関節置換術(再置換も含む) の3グループに分かれて1時間ほど話し合い、それぞれまとめて発表しました。なお、今回の 「のぞみ亭」 は富士市在住の菅野さんと渡辺さんにご尽力いただきました。
 各グループの内容と、「出張のぞみ亭」 を終えて(渡辺さん)については、会報をご覧ください。なお、地元新聞 「富士ニュース」 での取材があり写真入で報道されました。

第26回理事会報告

主な決議事項
1) 定款 第4章「会議」の(総会の表決権等)第7条について
2) 支部本部連絡会について
3) 任期満了に伴う役員の改選について
4) 検討事項  2012年6月16日の本部医療講演会の内容について
 
                                  (文責 SK)


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No. 99(2011・11・14)

25周年記念講演             2011年6月18日  於: 戸山サンライズ

変形性股関節症その原因と対策
− こどもとおとなの疾患/骨切り術と人工関節 −

                    東京慈恵医科大学 整形外科 准教授 大谷 卓也 先生

 のぞみ会は25周年を迎えました。大谷先生のご協力をいただき、節目としての記念講演を開催いたしました。股関節症をもう一度おさらいをして、自分の今の状態や、これからの展望、注意点だのを再確認してはいかがでしょうか。
 ここでは、講演内容について、項目とキーワードを主に記載しましたが、詳しくは会報をご覧ください。先生のプロフィールや所属学会についても会報をご覧ください。
1.  正常な股関節とは 
2. 変形性股関節症の原因   
  2.1 こどもの疾患 
 1970年ごろに全国で股関節の検診や、赤ちゃんの取扱い方によって発生は変わるということです。 
   2.1.2 ペルテス病 
   2.1.3 すべり症 
  2.2 おとなの疾患  
    2.2.1 臼蓋形成不全 
    2.2.2 高齢発症の変形性股関節症 
   2.2.3 インビンジメント(衝突)障害  
  今まで常識として屋根が小さいのが悪かったが、屋根が大きくてもダメ。
 動かすときには不利で、曲げてくると早く当たると障害が始まると最近
 わかってきました。
  2.2.3 骨頭壊死 
3. 変形性股関節症の治療
  3.1 保存的治療  
  3.2 手術的治療
   3.2.1 関節温存手術
    3.2.1.1 臼蓋の手術  
     1) 臼蓋棚形成術
   2) 寛骨臼回転骨切り術(RAO) 
   3) キアリ手術
    3.2.1.2 大腿骨側の手術 
    3.2.1.3 骨を切らない関節温存手術―筋解離術 
   3.2.2 人工股関節手術 
  1) セメントかセメントレスか  
  2) MIS (最小侵襲手術)
  3) 磨耗を防ぐ (強化、組み合わせ、大きさ)
     なお、生体親和性がよく磨耗が極めて少ないMPCポリマー(東大の開発
    した先端材料)については、治療が終わり本年10月から一般使用が
    開始された。 
  4) 高位脱臼型股関節症
   3.2.3 骨切り術と人工股関節
  メリットデメリットを一覧表にまとめて解説した。 
   3.2.4 人工股関節置換術をうけたあと
  初期に注意すべき合併症と術後の生活と注意すべき後期合併症について
 一覧表に示して解説した。 
    3.2.4.1 初期に注意する合併症
   感染、脱臼、血栓症、神経症障害、足の長さの問題 
    3.4.4.2 術後の生活と後期合併症
   どのくらい動いていいのか、前方脱臼、後方脱臼、血行性感染、
  金属アレルギー、骨溶解など 
    3.2.4.3 再手術と再置換の原因 
  3.2.4.4 再置換の方法
 4. 質疑応答 
8人の方の質問について、先生が回答されていますが、詳細は会報をご覧ください。

支部紹介 長野支部   支部長 内田 広子

 2年間の準備期間を経て平成4年(1992年)に5番目の支部として活動を開始しました。今年で満22年になり、支部報の発行もこの9月で42号になりました。会員数は当初100名ほどでしたが、現在は300名を超しています。支部報は24ページで年2回発行しています。手記、身近な病院情報、最新の他支部の講演会などを記事にしています。来年は20周年記念事業としてバス旅行を11月ごろに計画しています。県下5地区で地区情報交換会を10月に実施し、一般市民へのおしらせや報告をしています。
 支部報発送作業中の写真と、初めてのバス旅行 (山形県あつみ温泉一泊) 写真も掲載。

体験記       感染症の手術を受けて     長野県 大日方さん

講演会アンケートより   詳しくは会報をご覧ください。

股関節の記録をつけましょう! 〜 受診記録を保存しておくと役立ちます 〜
  
 ☆ 未手術の人―病院名・担当医・受診理由・診療結果
 ☆ 骨切りをした人―手術日・病院名・担当医・手術法・輸血の有無・術後合併症
 ☆ 人工関節の手術(再手術)をした人―手術日・病院名・担当医・手術法・輸血の有無・
   術後合併症・インプラントの詳細
         (メーカー、使用機種名、骨頭径、ステムのサイズ、カップのサイズ)
     

のぞみ会25周年記念 「体験記」 のお詫びと訂正のお願い
  詳しくは会報をご覧ください。

伝言板   
   事務所の年末年始の休み: 2010年12月23日(金・祝)〜2012年1月9日(月)  
                                                
                                  (文責 SK)

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No. 98(2011・8・23) 

変形性股関節症患者さんにとっての骨粗鬆症とは・・・

                           新潟大学大学院 教授  遠藤 直人 先生

 骨の強さや良し悪しは女性であれば誰しも気になります。まして、変形性股関節症患者である私たちにとって、股関節症の手術を考えたとき、なおさら気になることではないでしょうか。そこで骨粗鬆症の専門家に骨粗鬆症とはどんな病気なのか?また、わたしたち股関節症患者にもできる骨粗鬆症予防の運動はあるのか?について教えていただきました。以下に要旨を下記します。なお先生のご略歴については本号をご覧下さい。

1.骨粗鬆症がなぜ問題?
 NIH (アメリカ国立衛生研究所) コンセンサス会議は、骨粗鬆症を 「骨折リスクを増すような骨強度上の問題をすでに持っている人に起こる骨格の疾患」 と定義しています。難しい表現ですので、 「骨が脆い、骨折しやすい状態」 と捉えるとわかりやすいですね。特に脊椎圧迫骨折(背骨)、大腿骨近位部骨折(股の付け根)、上腕骨頚部骨折(腕の付け根)、橈骨(とうこつ)遠位骨折(手首)などがよく見られる骨折です。
 
   ますます骨が脆くなり再び骨折する骨粗鬆症患者の悪循環も図示しました。

2.骨粗鬆症がなぜ問題?
 骨粗鬆症による骨折は寝たきりの原因の一つです。寝たきりゼロを目指す上で、骨粗鬆症対策は重要です。

3.骨粗鬆症の原因は?  危険因子は?
 骨粗鬆症は女性に多く、年齢をとることで骨は減少します。また骨は運動と関連しており、運動している方の骨は丈夫です。食事も大切です。偏食やダイエットを繰り返している方では骨量が少ないと報告されています。骨粗鬆症は、糖尿病、脂質代謝異常、高血圧、腎機能障害、胃腸・肝疾患などの生活習慣病と関連します。生活習慣病を持っている方は骨の健康までも気にしていただきたいものです。下記の12項目に当てはまるか、チェックしてみましょう。 

 「女性」、「低骨量」、「過去の骨折歴」、「年齢」、「基礎疾患」、「腎臓、肝臓、消化器の病気」、「服薬薬剤」、「家族歴」、「ライフスタイル」、「飲酒」、「日光暴露の程度」、「身長短縮」

 各項目について説明しましたが、当てはまるものはどのくらいありましたか?骨折因子や骨粗鬆症があるか、など自分自身を振り返ってみてください。

4.変形性股関節症患者さんにとっての骨粗鬆症の著しいリスク
 肥満、体重
 
 やせた方は骨密度が低く、大腿骨近位部骨折を起こしやすい。過度な肥満の方は運動不足が多いようです。糖尿病や高脂血症の生活習慣病とならんで、運動不足は骨を脆くすることを忘れないで下さい。

5.一般的な骨粗鬆症治療法
 骨粗鬆症の予防と資料ガイドライン、2006年版の基本的考え方4項目を揚げました。特に骨折危険性の評価が重要です。

 成長が完了した大人では栄養(食事)、運動が基本で、必要に応じて骨粗鬆症薬剤を使います。カルシウム、ビタミンDは充分にとりましょう。カルシウムは一日800mg以上が勧められます。牛乳・乳製品、野菜、大豆、小魚、干しえびなど多くの食品を食べる事を勧めます。運動は中程度の強さの運動がよく、骨量減少を防ぎ、骨折防止に役立ちます。背中の筋肉が衰えている方も多いので背筋トレーニングも勧めます。開眼片足立ち、スクワット(いわゆる ロコトレ1、2)、太極拳も有効です。

6.変形性股関節症のある方ではどのような運動を行うか?
 痛みが出るような動作、運動は適切ではありません。基本としては股関節そのものに負担をかけず、股関節周囲の筋肉を鍛え、骨を丈夫にすることを目指すものです。水中運動、水中歩行はよい運動ですね。ベッド上で体を仰向けにして下肢を上げたり、下げたりする運動、20 〜 30度程度上げたままの位置で足を保持する運動もよいと思います。適切な運動を継続する事が大切です。

7.まとめ
 骨粗鬆症では骨折が問題です。骨折リスクを調べてみましょう。股関節症のある方は股関節とのバランスをみて適切な運動を選び、続けましょう。

参考文献
 1) 「骨粗鬆症の予防と治療のガイドライン」 ライフサイエンス社  2006年
 2) 「生活習慣病における骨折リスクに関する診療ガイド」 ライフサイエンス社 2011年
 3) 「骨粗鬆症のトータルマネージメント」 中山書店 2010年
 4) 「骨粗鬆症のすべて」 南江堂 2007年
 5) 「ロコモティブシンドローム診療ガイド」 分光堂 2010年

 <運動療法>
 新潟大学医学部成形外科教室制作(高齢者骨折パンフレット 2010年度版)より、図示して説明。

 「ロコトレ1  開眼片足立ち」 左右1分間ずつ、1日3回行いましょう。
 「ロコトレ2  スクワット」深呼吸するペースで5〜6回繰り返します。これを1日3回行いましょう。

NPO法人のぞみ会  第9回総会 (2011年)

日時  2011年6月18日(土)13時      場所  戸山サンライズ(東京都新宿区)
出席者数 106名     委任状出席数 3534名(会員数6640名) 

 理事長の挨拶の後、議案の審議が行われ、原案通りに可決決定されました。詳しくは会報98号をご覧下さい。
 事業報告書、事業計画書、事業会計趣旨計算書、事業会計収支予算書、財産目録、貸借対照表についても会報98号をご覧下さい。
なお、総会後には東京慈恵会医科大学の大谷先生の講演がありました。
タイトル 「変形性股関節症その原因と対策」−こどもとおとなの疾患/骨切り術と人工関節ー
講演内容、質疑応答については会報99号に掲載予定です。

新部長になりました。   大分支部長  上杉 智恵子

支部紹介  東北支部  支部長 渡部 信子

 平成2年にのぞみ会仙台地区集会として発足し、現在、青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島の6県の地域にわたり活動をしています。専門医による講演会、杖や靴の話など、毎年ご協力を頂きながら20周年を迎えることができました。各県でも交流会を行い、近年では本部開催の講演会ビデオを鑑賞しています。秋には6県を順番に回り一泊交流会を行っています。陶芸をしたり、遊覧船に乗ったり、昨年は奥入瀬に行きました。

 会報は年2回発行しています。活動拠点である福祉プラザで、自分たちで印刷し、無料で借りられるので助けられています。また年数回 「ティールーム」 を開店しています。3月の大震災では全国の 「のぞみ会」 の方々から励ましのお言葉を頂き、大変心強さを感じました。有難うございました。一人ひとり被災状況が違い、どのような状況で居られるのかを心配しています。今年は 「講演会」 と 「秋の一泊交流会」 は中止しましたが、少しずつ活動を肇、股皆さんにお会いしたいと願っています。

病院訪問記 (30)国立印刷局東京病院に鈴木よしえさんを訪ねて

 鈴木さんが両足人工関節置換の手術後3週間ほど過ぎた2月中旬に訪問。

経過: 先天性股関節脱臼だったかは定かでなく、26歳のときに左足外反骨切り術を、3年後の29歳のときには右足にRAO(寛骨臼回転骨切り)手術を受けました。言語療法士の仕事を非常勤に変更して、負担を軽くしましたが、40代後半から可動域も狭くなり痛みが強くなっていました。膠原病内科に通院していたので整形外科の先生から人工関節の手術は無理だと言われ、自骨で生活するつもりでした。前の主治医から膠原病の自己管理ができているのなら人工手術も可能ですよ、と言われ手術を決心されたそうです。

手術: 2010年7月に右足を6ヵ月後の2011年1月に左足を、人工関節置換手術を受けました。2回の手術とも術前400ccの貯血を2度行い、手術時間は両足とも1時間半でした。術後は三角マットを挟み、3日目までフットポンプを使用しました。右足の術後では血圧低下があり、硬膜外麻酔が使えず消炎鎮痛剤系の点滴で、嘔吐の連続でしたが、2度目のリハビリは3日目の車椅子移乗から始まり予定通り10日目に抜糸も済みました。

   国立印刷局東京病院  〒114-0024 東京都北区西ヶ原2-3-6  пF03-3910-1151

電話による医療相談のお知らせ    (電話のみ受付、留守電・FAX不可) 
9月 4日(日)助崎文雄 先生 (昭和大学病院) 申込受付開始  8月22日(月)
10月23日(日)藤田貴也 先生 (慶応大学病院) 申込受付開始  10月11日(火)
11月20日(日)高平尚伸 先生 (北里大学病院) 申込受付開始  11月 7日(月)
             詳細は会報98号をご覧下さい。

体験記左寛骨臼骨切り術(RAO)を受けて   広島県   菰田さん

お便りコーナー    「家内の後押し」     滋賀県   岡さん

東日本大震災を受けて   事務所に届いたお便りの一部紹介

     宮城県仙台市 I さん、  千葉県我孫子市 E さん、
     茨城県水戸市 U さん、 福島県いわき市 A さん

第25回理事会報告

「変形性股関節症ハンドブック」 改訂版のお知らせ  

 日々進歩していく医療や補助具などの情報にあわせて、2011年2月に「変形性股関節症ハンドブック」が改定されました。改定箇所を掲載してますので、お持ちのハンドブックと照らし合わせをお願いします。

第2回 「出張のぞみ亭」 静岡県富士市で開催! 

 開催日時:  2011年10月22日(土) 13:00〜16:00
 場所  :  富士市フィランセ 西館4F大ホール (富士市本市場432番地の1)
                                                
                                  (文責 SK)

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No. 97(2011・4・11)
 
特集  電話による医療相談  ぴっくあっぷ

                           2010年4月 〜 2010年11月

 電話医療相談は今年で15年目に入りました。簡単に入手できるネット情報等に惑わされることなく、自分の股関節症としっかり向き合い、よい選択をするために、またセカンドオピニオンとして電話医療相談を活用してはいかがでしょうか。
なお、電話医療相談は、決められた申込日に予約して、1人20分間、専門医に電話で相談ができます。

 この期間で相談に答えてくださった諸先生は以下のとおりです。 (五十音順、敬称略)

泉田良一(江戸川病院)、石井研史(埼玉赤十字病院)、佐藤裕美子(東京厚生年金病院)、神野哲也(東京医科歯科大学病院)、助崎文雄(昭和大学)、仁平高太郎(埼玉協同病院)、原田義忠(済生会習志野病院)

 ここでは質問の概要のみを掲げ、先生との具体的な質疑応答は会報お97号をご覧ください。

Aさん
(68歳)
 左足先天性股関節症で、2ヶ月前に人工関節置換術をしました。1ヵ月後に両松葉杖で退院しました。
現在40度まで開く事ができますが、閉じる事ができません。今、脚長差があり、とてもつらいです。先生はそのうち気にならなくなると言われますが、心配です。
Bさん
(43歳)
 10年前から長く歩くと凝るような気がします。原因は他の人に無理な力をかけられてゴキッと音がしてからです。脚長差が2センチあり骨棘も見られ軟骨も無くなっています。今は痛みが無いので、手術のタイミングを迷っています。
Cさん
(73歳)
 70歳で右の人工関節置換手術。72歳で左を大腿骨切り手術を併用した人工関節を受けて1年経過をしていますが、まだ外を歩けません。
Eさん
(73歳)
 13年前に左足を人工股関節にしています。左の大転子(脚の付け根)を骨折して3ヶ月になります。どのくらいで骨が付き回復しますか。今後どのような注意をしたらいいですか。
Fさん
(46歳)
 先天性股関節脱臼でギプス治療を受けましたが、うまく治らず6歳と10歳で右股関節の骨切りをしました。その後問題はありませんでした。10年前からすっきりせず、5年前から杖を持ち1年前から痛みもあります。手術した先生もいらっしゃいませんし、2ヶ所の病院で診ていただきましたが、診断が違い迷っています。膝と腰にも痛みがあります。
Mさん
(70歳)
 せっかく人工関節の手術をしたのに痛みが取れません。家の中でも杖をついています。

 電話による医療相談  2011年度の予定   

 5月8日  辻 耕二 先生  湘南鎌倉病院人工センター 
 6月12日  池之上 耕二 先生   船橋医療センター
 7月3日  小寺 正純 先生  杏林大学病院
 9月4日  助崎 文雄 先生  昭和大学病院
 10月23日  藤田 貴也 先生  慶応義塾大学病院
 11月20日  高平 尚伸 先生  北里大学病院
 12月11日   松田 達男 先生  東京厚生年金病院

 電話による医療相談のお知らせ(申込み受付日等)

   詳しくは会報97号をご覧ください。

支部紹介  中部支部  支部長 高橋 のり子
 愛知・岐阜・三重の3県で1991年4月に発足。2011年4月に支部設立20周年を迎えました。支部総力を挙げて、記念行事として4名の先生をお迎えしてシンポジウムを開催しました。

 発足以来の年間行事として、専門医を迎えての医療講演会、各地区における交流会、バス旅行、リハビリ講習会、年間2回の会報発行などを続けてきました。それぞれについて概要を紹介し、支部の考えなども述べました。

変形性股関節症の人のための障害年金受給について
 下記の項目について一般的な説明をしました。のぞみ会のホームページもご覧ください。

 *障害年金とは
 *障害の程度について
 *変形性股関節症の場合は?
 *給付内容
 *窓口
 *手続きなどの相談 

 なお、年金は一人一人違います。詳しくは窓口でご相談ください。


個人情報保護の方針  NPO法人のぞみ会
『発行人 障害者団体定期刊行物協会」
の印刷表示義務のお知らせ

 上記の二つについては会報97号をご覧ください。

伝言板

 東日本大震災の被災者に対して衷心よりのお見舞い文を掲載しました。
 事務所の夏休み   8月12日(金) 〜 8月19日(金)  
                                  (文責 SK)

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