平成20年10月17日(金) 神奈川県民サポートセンター
参加役員 : 4名
来訪者 : 7名
相談者 Eさん(50歳代)
1年前、右脚がギクッとした痛みを感じたため近所の整形外科を受診したところ腰が
悪いと言われた。その後ある県立病院から紹介されたK病院で受診したところ臼蓋形成
不全と診断され、自骨での手術を勧められる。水中歩行が良いと言われたが、近所には
適当なプールが無い。
相談者 Mさん(50歳代)
幼児の頃より両脚ギブス治療をし、兄弟共股関節が悪かった。 小4年の頃右股関節
を自骨にて手術をし、その後は階段の無い家に住むなど気を付けていた。術後症状は良
く、股関節のことは余り考えずスキーをしたり生活を楽しみながら保育士をしていた。
4〜5年前より動きが悪くなったので、3年前にS医大に受診したところ末期の手前と
診断され、筋力アップ運動をして人工関節は少しでも先にと言われる。現在は両脚に痛
みも出始めスタスタと歩けない、大の字にも寝られない、今病院を決め兼ねている。
アドバイスとして
*通院は近くが良いが、必ずしも手術を受ける病院の遠い近いは気にしなくて良い
のではないか。
*個人差はあるが術後2〜3ヶ月でしっかり歩ける様になる。
*筋力を落とさない様に、リハビリを続けて行く事を勧める。
相談者 Nさん(70歳)
18年前T医大にて右側人工股関節置換をした。その時人工関節に保険が利くのと利
かないのがあると言われた。病気の原因は、もともと骨が細いのと、人の看病でストレ
スがたまって肥ったためと言われた。210日も入院した。退院後1年間リハビリ通院
していたが、突然痛みが出て、N病院にて左側に人工関節手術をうけた。多少は先天的
な点もある。10日で退院出来たのは、自分では筋力があったからだと思っている。
主人に理解が有り、週2〜3日熱海の保養所に通いインストラクターを頼みリハビリを
続けている。保養所で知り合った方に「のぞみ会」の存在を教えてもらった。又中国に
行き東洋医学の指導を受け、体を冷やさない・温野菜・根菜など栄養面に気をつけている
アドバイスとして
*いかにリハビリが大切か解ります、Nさんは環境的に恵まれ幸せな方ですね。
相談者 Aさん(70歳代)
横須賀市在住、21年前J医大にて自骨の手術を勧められたが、他に病気が有り手術を
ためらっている。1年に1回の検診は受けているが強引に手術を勧められた為、本部の紹
介でJ医大に受診するが、矢張り手術を勧められた。
病院のことや人工関節のこと、自転車やエアロバイクでのリハビリのこと等質問された。
アドバイスとして
*材質は代表的に、コバルトクロム合金とセラミックがある、それぞれに特徴が有り
機種や材質は各病院に寄って違う為、自分で選ぶ事は難しい。
*自転車・エアロバイクは先生に相談してからにした方が良い。
相談者 Nさん(60歳代)
S59S医大にて、K先生に左人工股関節置換術を受け、2cm脚を伸ばした。2年
前S医大から紹介された病院で、右側を人工関節置換手術をした。その折4センチ脚を
伸ばして、現在しびれが残っている。横須賀の佐野プール・港南プールに通っている。
アドバイスとして
*上大岡のウィリングのプールは、障害者割引が有り通うのも便利だと思う。
相談者 Yさん(70歳代)
H17より股関節に痛みが生じ始め、K病院に受診し手術を勧められたがご主人が病
気になりチャンスを逃した。その後C大病院に紹介されたが、脳動脈瘤がある為危険率
が高く、温存療法で診て下さる先生をさがしている。
アドバイスとして
*まず、股関節に詳しい開業医の整形外科に行っていろいろ相談されたらと提案した。
「Yさんはチャットに来た甲斐があったと、大変喜んでいました」
相談者 Sさん(50歳代)
小2の時先生に脚が悪いのではと言われ、両脚S医大にて手術を受けた。33歳の時
痛みが出たため、K病院にて右側にオマリー術を受ける。現在左側に痛みが有り階段の
昇り降り等不自由さを感じる。60歳になったら人工をと言われて、今は痛い時鎮痛剤
を服用している。
アドバイスとして
*日頃地味ちにリハビリやプール等で、筋力を鍛えて行くことが大切とアドバイスした。
★まとめ
☆主治医は長く診て貰える近くの先生が良いが、手術を受けるのは遠い近かいは余り気
にしなくとも良い。
☆注意として、重たい物を持たない・転ばない・脚に衝撃を与えない・体重のコントロ
ールに気を付ける等。
★今回は多くの方に参加頂き、自己紹介に時間が取られて十分な相談が出来なかったも
のの、充実したチャットルームでした。